先日公開となった新曲、初音ミク『少女Aに夜露死苦』。
この音楽制作で使った機材を紹介したいと思います。
ギター
今回、楽曲のコンセプトがヤンキー(不良)ということで、音楽は不良によく合うロカビリーです!
ロカビリーといえばGRETSCH G6120!
この曲作るために中古を買いました。(^^;) 年代から製作は寺田楽器だと思うので、価格は本場製のGRETSCHに比べれば思ったほど高くはなかったです。でもGRETSCHのあのジャキーンとした音はしっかり出て感激!
あと重要なのがビグスビーのアームですよね!このアーミングで50~60’sな怪しげな雰囲気の音が出せて最高なのです!
ちなみに、曲中のイントロで「ジャカジャン」って鳴る三味線の音もこのギターです。マイクで生音を録音し、EQで三味線っぽく加工しました。
そして、G6120にはアンプはFender Bassmanというのが定番。ですが、これは流石に実機は導入できないので、Amplitube 4のアンシミュを使用。下記は現行品のAmplitube 5です。
▶︎ SOUNDHOUSE : IK MULTIMEDIA ( アイケーマルチメディア ) / AmpliTube 5 ダウンロード納品
さらに、テープエコーを組み合わせるのがロカビリーの定番。そこでエコー(ディレイ)はLogic Pro内蔵のTape Delay、PedalboardのTru-Tape Delayを使用。
ベース
ロカビリーのベースはアップライトベースでのスラップ奏法が基本。これは流石にソフト音源を使いましたが、スラップ奏法が良い感じの音源ってなかったんですよね・・・。
そこでベース音源の定番Trillianの通常の奏法の音に、スラップした時のバチバチした高音のサンプルを重ねて使いました。
▶︎ SOUNDHOUSE : SPECTRASONICS ( スペクトラソニックス ) / Trilian (USB Drive)ベース音源 プラグインソフト
ドラム
ドラムはほとんどLogic ProのUltrabeatにワンショットのサンプルを読み込んで鳴らしてます。
ドラム専用音源ほどリアルな感じではないですが、ロカビリーは複雑なドラムではないので、良い音のサンプルがあったのでそれをワンショットで鳴らしてます。
多くの場合、ただサンプルをプレバックするだけではなく、サイン派やノイズを加えたりしてますね。
ウワモノ
ギターだけだとコード感が薄いので、補強にオルガンのLogic Pro Vintage B3を使用。
あとシンセを所々入れてますが、それはSylenthとMassiveの自作の音です。
参考になれば幸いです!
【著者:Mitchie M @_MitchieM】
コメント
使用機材の記事が好きで全記事何度も読ませてもらっています!
1番好きな好き!雪!本気マジックの音源などについての解説された記事が読みたいです!
探してみたところ見つからなかったのでもしよければぜひお願いしたいです!
「好き!雪!本気マジック」はこのブログが始まる前なので確かに記事がないですね・・・(汗)
いつか機会があればリクエストにお応えして書きたいと思います!