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四阿屋山に登山!つつじ新道の直立岩壁の鎖場に挑む [埼玉県秩父郡小鹿野町]

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2017年最初の登山として、埼玉県秩父郡小鹿野町にある四阿屋山(あずまやさん 標高771m)に登ってきました!

ここの「つつじ新道」という上級者コースにある、直立した岩壁の鎖場が結構ハードらしいので、以前から行ってみたかったのですよね。

ちなみに、普通のハイキングコースに関しては、難易度は高くありませんので、誰でも気軽に登れます。

アクセスは、秩父鉄道の三峰口駅から自転車で移動して登山口まで行きます。

登山コースと地図

四阿屋山の場所と、登山ルートの地図はこちら。

コースの参考にした本は、いつもの山渓社の「埼玉県の山」です。

ルートや所要時間が詳細に書いてあるので、登山計画を立てる手間が省け、重宝してます。

けど、本に載ってるルートだと、自転車を置いてある登山口まで、1時間舗装路を歩かなければならないので、下山ルートは独自に設定しました。

結論から言うと、今回の登山は鎖場の難易度も高く、充実した内容となりました!登山時間も2時間半ほどと短いので、岩場の練習には良いと思います。けど本当に危ない場所なので、安全装備はしっかり準備して行きましょう。

四阿屋山 登山レポート

ということで、まずは秩父鉄道の三峰口駅に到着!

数年前に三峰神社に自転車で初詣に行って以来です。

今は駅にこんなキャラクターのパネルが。

秩父鉄道の駅名から名付けた「桜沢みなの」の名前は覚えました(笑)

では持ってきた折りたたみ自転車で出走。

つつじ新道の登山口までは30分くらい走ります。

そして到着!

上級者コース「つつじ新道」を登る

登山口には「上級者コース」と書いてあります。

ここに限らず上級者ってどれくらいのレベルなんでしょうか?定義を知りたいですよね。(^^;)

とりあえず参考本の「埼玉県の山」には技術度2(最高は5)と書いてあったので、大丈夫かと思います(実際登ってみて技術度は3だと思いました)。行きましょう!

コースはちゃんと整備されてます。

けどこの時期は落ち葉が多いので、滑ったりしないよう注意。

そして30分ほど歩くと尾根筋に出て、噂の鎖場に到着。

初級者は迂回ルートを行ってください。本当危ないです。

で、その鎖場はまず一番最初のは問題なく登れます。けど2本目が例の直立岩壁の鎖場です!

うわあぁ!本当に垂直だ(汗)。いきなりコレなので心の準備が・・・。ちなみに、この下は一本目の鎖場なので、落ちたらひとたまりもありません。ちなみに、高さは7mといわれてます。

で、写真を見てわかるかと思いますが、これだけの難所にしては鎖が少々細めなんですよね。なので、手に力が入りにくいです。指を鎖の穴に入れないと、ちょっと体重を支えにくいです。鹿沼の岩山「猿岩下り」の鎖はもう少し太かったなぁ(汗)

あと、足がかりがあまりありません。しっかり足を置けるのは、写真右下の落ち葉が乗ってる部分。それと、中央の大きなくぼみ部分くらいです。

ただ岩がL字になってるので、体を左の岩に押し付けて体重を支えることはできます。ここはちょっとコツがいるかも。

で、安全確保は結局どうしたかというと、スリングで簡易チェストハーネスを作って装着。そこにカラビナを付けて、直接鎖の輪に掛けて安全を確保することにしました。ソロなので何かあったら怖いですからね。

実は、この方法で安全確保をしたのは初めてです。それくらい身の危険を感じる場所ということですね。これで少しずつカラビナを掛ける位置を上に移しながら登って行きました。

なんとか無事登りきった!下が見えない・・・。

あとは痩せ尾根と鎖場の繰り返しです。

鎖場は最初の直立の岩ほどのものはありませんが、気を抜かないように注意しましょう。

高度も上がってきて眺めがよくなってきた。

けど、結構ハードな道なので、いつも以上に体力は使います。

そして山頂の手前の分岐に到着。鎖場を迂回するとここで合流します。

で、山頂直前の鎖場を登って、

四阿屋山山頂に到着!標高771m。

展望はというと、埼玉県を代表する山、両神山が綺麗に見える!

「埼玉県の山」の表紙の両神山の写真は、四阿屋山のどこかから撮ってるっぽいな。

そして、いつかチャレンジしたい二子山も見えた!

木立が多少邪魔で特定方向しか眺めは良くありませんでしたが、、両神山が見れたのは良かったです!けど本当遠いなぁ・・・(^^;)

別ルートで福寿草園を経由して下山

そしてあとは下山するのみ。先ほどの分岐まで戻って、山居(道標では薬師堂)方面に下ります。

最初は鎖場だけど、きちんと整備されていて、道幅はあるのでそれほど危険はないかと。

ただ落ち葉で地面がわからないので、そこは注意。

そして下りきって少々歩くと、両神神社奥社に到着。

ここまで来れば、あとはかなり安心して歩けます。

少々下ると、山の中腹に福寿草園があるのですね。今は何も咲いてませんが・・・。

この辺一帯は両神国民休養地として整備されてるので、山の中という感じでは全くありません。公園に近い感じです。あずまや(展望休憩舎)もあったり。

ロウバイ園もあります。

これは花が開花する時期(早春)に来るべきだったかも。(^^;)

つつじ新道の雰囲気とは大違いな、のどかな風景。

両神国民休養地の案内図はこちらです(クリックで拡大可)。

で、最後は「押萌コース」という登山道を使って下山します。

落ち葉が雪のように積もってる。

そして押萌コース入口に到着!

あとは舗装路を歩いて、自転車の置いてある場所に戻りました!

無事終了!

 四阿屋山 登山の感想とまとめ

所要時間は2時間半くらいですが、登りでは思っていた以上に体力を使いました。

直立の岩壁の鎖場については、腕力が要るので自信のない人は避けたほうがいいでしょう。高さはそれほどではないものの垂直なので、個人的には今までで一番登るのが難しい岩でした。

あと今回は連日暖かかったから道の状態が良かったけど、もし凍結してたらやめておきましょう。霜が降ってる場合も要注意です。

せっかく来るのであれば、園内の福寿草やロウバイが咲く早春がベストですね。

※ 今回撮った写真はGoogle+にまとめてあります。こちら。
▶︎ Google+:https://plus.google.com/+MitchieM/posts/41zD7JScqc1

Mitchie M の最後に一言:

 

あまり登山者はいなかったので、ソロで行く場合は気をつけてね。

 

【著者:Mitchie M @_MitchieM

コメント

  1. 夢幻キリコ より:

    700m級の山はやはりかなりハードですねぇ(^_^;)
    垂直の鎖場は言うまでもなく、自分だったら最初の木の階段のところで疲れ切ってると思います。
    でもそれだけに山頂の景色は最高ですねえ!
    特に二子山ですか?
    二こぶラクダみたいな山。
    あれはすごそうですね。
    Mitchieさんの挑戦、楽しみに待っています!