前回、八王子市の滝山丘陵をハイキングして結構良かったので、今回その西隣にある、あきる野市の秋川丘陵(あきがわきゅうりょう)のコースを歩いてみることにしました。
▼ 前回の記事:
秋川丘陵の場所を簡単に説明すると「東京サマーランドの裏山」といった感じでしょうか。
秋川丘陵ハイキングコースと地図
今回歩いたコースと地図はこちらです。
コースは山渓の本『東京都の山』を参考にしました。
ルートや所要時間が詳細に書いてあるので、登山計画を立てる手間が省け、重宝してます。けどコースの終わりの方は若干アレンジして歩きました。
このハイキングコースの見どころはというと、
- 根小屋城跡(別名:二城城跡)
- 雹留山(ひょうどめやま)山頂
- 六枚屏風岩
の3つでしょうか。結論から言ってそれほど大きな名所ではありません。(^^;) 個人的には都の天然記念物の六枚屏風岩がまぁまぁ良かったかなと。
あきる野市は開発の波が押し寄せていて、あまり山っぽくなかったという印象はありますが、とりあえずレポで紹介して行きたいと思います。
秋川丘陵ハイキング・レポート
登山口までは電車とバスを使います。まずJR秋川駅に到着。
書籍「東京都の山」には、駅から登山口まで徒歩で書いてあります。けどここは絶対バスを使った方が良いです。理由は後述。
西東京バスが1時間に1本間隔(平日昼間は毎時間48分発)で出てます。これに乗って「秋留橋バス停」まで乗りましょう。運賃は170円です。
で、その秋留橋バス停に到着。
橋を渡ったところにバス停があるので、少し戻って橋からの眺めを見てみます。こんな感じ。
おお、奥多摩方面の山が綺麗。なんだけど・・・
手前に圏央道が・・・。orz まぁ圏央道は便利なんですけどね・・・。(^^;)
で、「東京都の山」には、バス停近くの駐車場付近に登山口があると書いてあるのですが、行ってみると・・・
登山口が立ち入り禁止になってる・・・。これだと、どこから丘陵に入ればいいのかわからないので、付近を探してみることに。
すると、国道を西に少し行ったところに案内があった。
けどこれはわかりづらい。道なのか工事中の現場なのかわからないような場所にあります。
で、案内に従って行ってみますが、工事用の資材置き場みたいな場所を通って丘陵に入っていきます。道の途中の倒木がすごい(汗)
一応ここを抜けられるのですが、丘陵の尾根に入らず一度反対側の集落に出る感じです。
すると案内版がありました!
どうやら丘陵の南側の舗装路から登山口に行けるみたいですね。
この辺一帯はのどかな風景なんだけど、下を高速道路が走ってるとはとても思えないなぁ。
で、しばらく行くと民家の脇に丘陵に入る案内板があったので行ってみます。
入り口は見事な竹林。
「竹林は私有地なので入ったら警察に通報します」という立て札があります。一応コース上の道は大丈夫かと思われるので、両脇の竹林には入らないようにしましょう。
で、丘陵の尾根に到着。小さな広場になってます。ようやく山歩きが始められる・・・。
駅から徒歩でここまで来ると、1時間以上かかりそうな気が・・・。なのでバスは使った方が良いということですね。
上の画像の標識に書いてあるように上吹戸バス停から1.5km歩いてここに来るのも手です。
で、帰ってきてから気づいたのですが、このベンチのある小さな広場が根小屋城跡(二城城跡)だそうです。とてもお城が立つような広さじゃないから全く気づかなかった。(^^;)
で、丘陵を歩き始めてもコース上の尾根道は狭いし、結構地味な場所です。
夏場は蜘蛛の巣がすごいかもね・・・。
この日は11月の末日でしたが、ギリギリ綺麗に紅葉してる木もあり。
丘陵の後半は道幅も広くなり歩きやすくなります。
そして、今回のピークとなる雹留山の山頂へ。
雹留山山頂に到着!標高264m。
近くには小さな神社が。
で、すぐ裏はゴルフ場という・・・。
あとはサマーランド自然園の横を通りながら下山するのみ。
ここが出口。あとは歩道路ですね。
でも標高はまだ200mくらいある。
そのまま降りて行くと網代トンネル前の信号に出ます。
で、「東京都の山」の掲載コースだと、このまま山田大橋を渡って武蔵増戸駅に行きます。けど自分は大橋の下をくぐって、サマーランド方面へ。六枚屏風岩を見に行きます。
そして秋川沿いに道があるのでしばらく行くと、観覧車と右に六枚屏風岩が見えてきた。
近くで見るとこんな感じ。結構な絶壁だ!
真下に行ってみます。高さはそれほどないけど、この岩肌を東京都の住宅地の近くで見れるとは!
これ迂回して上に行けるのかなぁ?(^^;)
ってか自分の使ってるMac OS X Yosemiteのデスクトップ画像とちょっと似てるw
ここでは六枚屏風岩の解説は省きますので、興味ある方はこちらをどうぞ。地形的に珍しいそうです。
▶︎ 秋川の六枚塀風岩 – ここが東京!? 『秋川渓谷とその周辺版』
ということで、これで全部見終わったので、あとは秋川沿いを引き返して、JR武蔵引田駅まで歩きます。
で、駅に到着!
歩行距離は11.4km。約3時間の歩行でした。
秋川丘陵ハイキングの感想とまとめ
注意ですが、コース上は私有地らしいので、そこから外れないようにしてください。
あとやはり、周辺の開発が進んでて、山を歩いてる感じが乏しかったですね・・・。けど都心からアクセスしやすい場所にはあるので、運動やハイキングの練習の場所としては良いのではないかと思います。
※ 今回撮った写真はGoogle+にまとめてあります。こちら。
▶︎ Google+:https://plus.google.com/+MitchieM/posts/gnJaYANRp7b
Mitchie M の最後に一言:
丘陵の北側の斜面は意外と急傾斜なので、落ちないように気をつけてね。
▼ 東京都の丘陵ハイキングのこんな記事も書いてます。
【著者:Mitchie M @_MitchieM】
コメント
Mitchieさんこんばんは(*´ω`*)
実際に行ったことはないけれど話しには聞いていた所なので、とても懐かしいような(色々思い出してほろ苦い気持ちになったり)…
北海道民としては六枚屏風岩よりも私有地の竹林の方がおぉ~ってなりましたw
北海道は竹林がないのですね!
立派な竹林はいつ見ても「おぉ!」てなりますよ。^^
そこね、「まいまいず井戸」ってのがあるよ!
武蔵野ローカルねた
調べたらルートに比較的近くにありますね!今度行ったら寄ってみます。^^