先月になりますが2月21日に東京都青梅市にある要害山(ようがいさん:標高414m)と赤ぼっこ(標高409m)にハイキングしてきました。
このハイキングコースの魅力はというと
- 天狗岩からの青梅市街の展望
- 赤ぼっこからの関東平野、奥多摩の山々の展望
といったところでしょうか。
また、電車からアクセスしやすい場所にあるので、気軽に登りに来れるのも魅力です。低山で安全なコースなので、初心者にもオススメできます。
ハイキングコースと地図
まず、今回のハイキングのルートと地図はこちら。
JR奥多摩線の宮ノ平駅からスタート。要害山・天狗岩・赤ぼっこに登り、馬引沢峠と旧二ツ塚峠を経て青梅駅方面に降りるルートです。
コースの参考にした本は、旺文社の「山と高原地図 奥多摩 御岳山・大岳山」。
「山と高原地図 奥多摩 御岳山・大岳山」に掲載されているコースの所要時間は、3時間50分です。
で、実際自分が歩いてみたところ、コースタイムは3時間2分、歩行距離は11.89kmでした。
区間別の所要時間など、詳細はヤマレコの山行記録に載せてあります。ではレポートに行ってみましょう!
要害山・赤ぼっこ ハイキング・レポート
ということで、スタート地点の宮ノ平駅に到着。
まずはハイキングコース入口まで市街地を歩きます。多摩川を渡って、
梅ヶ谷峠入口の信号を左折するとハイキングコース入口に到着。
この坂道を登ってしばらく舗装路が続きます。
そして民家がなくなる辺りで未舗装路に。しかも最初は笹が生い茂った道。
「このまま行って大丈夫か・・・?」と思いましたが、この先からは普通のハイキング道でした。
道標があるので、それに従って尾根筋まで登っていきます。
ロープ場もありますが、使うほどの坂ではなかったです。
道標はしつこい程あるので、迷うことはないでしょう。
そして尾根筋に出ると、祠のある視界の開けた場所に出ました。
山の南側が良く見えますね。
あとはそのまま尾根を歩いて、要害山山頂に到着!
意外と地味な山頂で、地面に「要害山山頂」と書いた杭が打たれてるのみです。
ではその先へ。山頂直後は急な下りがありますが、その後は引き続き尾根筋を歩きます。
しばらく行くと、天狗岩の分岐に到着。
天狗岩まではここからピストンしますが、200mくらいなので行ってみましょう。
木段を降りて、少し急なゴツゴツした坂を登ると天狗岩に到着!
天狗岩って大きな岩があるのかと思ったら、岩の上の展望台的な感じのところなのですね。
けど、そこからの眺望は山に囲まれた青梅市街の風景が素晴らしかったです!
では先ほどの分岐に戻ってしばらく進むと、今度は赤ぼっこへの分岐に到着。
こちらは100mほど行ったところに山頂があります。それがこちら。
木が一本だけ立ってて、周りは伐採され視界の開けた山頂です。
山頂の標識には何故かトトロのまっくろくろすけの石が。
この先の道標にもこの石が置かれてましたね。
で、山頂からの眺望はというと、先ほどの天狗岩から見えた市街地はもちろん、
奥多摩の山々もよく見えます。
そして東側には関東平野。東京スカイツリーも見えましたね。
360°ではないですが、200°展望くらいの眺めの良い山頂でした。あとベンチもあるので休憩にちょうど良い場所です。
で、先に進みますが、ここからは廃棄物処分場の裏を歩きます。なので下の写真のような金網がずっと続きます。
そういう事もありあまり雰囲気は良くないですが、この辺ではフクロウを見ることもできるそうです。
そのまま金網沿いを歩いて、馬引沢峠に到着。
ここから林道を下って青梅駅に行くこともできますが、二ツ塚峠を通ってもう少し歩きます。
で、少し歩いてその二ツ塚峠に到着。
正確には旧二ツ塚峠です。
この峠には悲しい言い伝えの物語がありまして、ここの看板に書いてあるので読んでみると良いでしょう。
そして、ここから先は広い道になります。MTBで走ってる人もいましたね。
あとは道標の「天祖神社」に従って歩きます。
墓地公園に出て一瞬だけ舗装路を歩き、
またハイキング道を少し歩くと、天祖神社に到着。
そして、ここの長い階段を下ると住宅地の車道に出ます。
あとは街の中を歩いて多摩川を渡って、
青梅駅に到着!
これにてハイキング終了。
感想とまとめ
ちょっと地味なコースではありますが、赤ぼっこと天狗岩の展望は良いです!
青梅駅からスタートして逆回りだと、宮ノ平駅は奥多摩線となり列車の本数が少なくなるので、個人的にはオススメできません。
馬引沢峠などから途中で下山できるので、体力に合わせてコースを設定すると良いでしょう。
Mitchie M の最後に一言:
次は近くの日の出山に行ってみるかな?
▼ このハイキングで使用した装備の商品リンク
▼ 周辺のこんな山にも登ってます。
【著者:Mitchie M @_MitchieM】
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