先日、5月17日に北海道小樽市の塩谷丸山(しおやまるやま:標高629m)に登山してきました!例によって埼玉県から日帰りです。(^^;)
以前から「日帰りできる北海道の山」ということで、計画は練っていたのですが、今回ようやく決行できました。
塩谷丸山は、登山時間が3時間もかからない低山です。しかし山頂からの眺望は素晴らしく、海と山と空が本当綺麗でした。これはわざわざ遠方からでも行って良かったですね!!
ということで、その登山レポートを書きたいと思います。
地図と登山コース
まず、今回の登山のルートと地図はこちら。
塩谷丸山の登山口は、小樽駅から一つ先の塩谷駅から歩いて15分くらいのところにあります。
そこから登り始めて山頂を目指し、登頂したらピストンで戻ってきます。
コースの参考にした本は、山渓社の「北海道の山」。
この本はルートや所要時間が詳細に書いてあるので、登山計画を立てる手間が省け、重宝してます。
今回はこの本に載ってるコースを忠実に歩きます。まぁ北側からのルートはこれ一本しかないのですが。(^^;) なので道に迷うことはないでしょう。
「北海道の山」に掲載されている、登山データは以下のような感じです。
- 技術度:★☆☆☆
- 体力度:★☆☆☆
- 参考コースタイム:2時間10分
- コースの距離:6.0km
で、実際自分が歩いてみたところ、コースタイムは2時間40分、歩行距離は6.24kmでした。
今回は天気が良く眺めが最高だったので、山頂でゆっくりしてしまい、参考タイムを30分オーバー。なので歩行時間は山頂での休憩も含め、余裕を持った時間を設定すると良いと思います。
所要時間は、
◆ 登山口 > 71分 > 塩谷丸山山頂 > 56分 > 登山口
でした。詳細はヤマレコの山行記録に載せてあります。
コースに関しては、小学生が遠足に来ることもあるそうなので、難しい事はないです。
けど5月中旬くらいまでは山頂付近に雪が残るので、この時期は雪解け水対策としてGORE-TEXなどの防水靴や、スパッツ(ゲイター)があると良いでしょう。
ではレポートに行ってみます!
登山レポート
ということで、朝から飛行機に乗って新千歳空港へ。リアル「おは羊蹄山!」
塩谷丸山へ
そして11時15分、電車で小樽駅に到着しました。通算4回目の小樽入り。
天気は晴れ!ここからはバスで塩谷バス停に移動します。
乗り場は、駅前のバスターミナルの5番乗り場。
今回は時間の関係で余市線のバスに乗りましたが、塩谷バス停へは塩谷線の方が多く本数が出てます。その場合、乗り場はここではないので注意してください。
▶︎ 参考リンク:北海道中央バス株式会社
そして、11時30分発の中央バスに乗ること20分。塩谷バス停に到着しました。
料金は220円。小樽はバスが充実してるので、塩谷駅に行くには電車よりはこちらの方が便利です。駅までは1kmほど歩きます。
しばらく坂を登っていきますが、その途中で塩谷丸山の全体を見れるスポットが。
これからあそこに登ります!
そして塩谷駅の西側の踏切を渡ります。
すると登山口までの道標があるので、それに従って行けば大丈夫です。
塩谷丸山 登山口
そして登山口のすぐ手前到着。平日なのにたくさんの車が。(^^;)
合計12台あったけど、登山時にすれ違った人の数から、これ全部登山者の人の車でしょう。こんな人気の山だったのか・・・。
とはいえ、北海道は熊出没の心配があるので、登山者が多い事は心強いですね。
ってか現在高速道路を建設中で、以前下見に来たときに比べ、景色が激変してるなぁ・・・。
▼ 参考記事:
ちなみに、塩谷バス停から登山口までは徒歩で30分くらいかかりました。
で、少し歩くと登山届けの箱があります。
中にはこんなノートが。
自分は丁寧に登山届けの紙を用意してきたのですが、ここでノートに、住所・氏名・下山予定時刻などを書き込め大丈夫なようでした。
登山開始!
では登山を開始します!
まず最初はシラカバ、イタヤカエデ、カラマツのある樹林帯を歩きます。新緑が綺麗!
しかし、最初はゆるい勾配なのですが、だんだん急になってくるという苦行。結構長い・・・。
そして樹林帯を抜けると空が見えて、背丈ほどある笹原に。
その途中にある反射板。
この辺りから、振り返ると笹原越しに海が見えるようになってきます。
おお!空と海がすごく青いぞ!!そして余市湾も見えてきた。
海岸の形状が素晴らしい!この地形は北海道ならではですね!!
そして山頂も見えてきました。
一部にまだ雪が残ってるな・・・。
で、再び振り返ると素晴らしい眺め。
笹原と海と空のコンビネーション!ここの海は忍路(おしょろ)湾というらしいです。
で、残雪ゾーンまで登ってきました。
ここは「♪ 雪が溶けて川になって流れて行きます(by キャンディーズ)」状態です。登山道は水浸しなので、5月は防水装備を忘れずに。
そして山頂直下のガレ場。
これを登れば山頂です!
塩谷丸山山頂に到着!
ついに山頂に着きました!標高629m。
スッゲー!これは素晴らしい眺め!!ってか今回は天気に恵まれましたね。
岩場越しに余市湾方面を望む。
山頂で360度VR写真も撮ったので貼っておきます。
ここからでもかなり眺めが良いのですが、60m先に見晴台があるようです。
行ってみましょう。すると・・・。
おお!こちらは小樽市内の山が見える!
ここから天狗山にも行けるのですね。
そして再び海側を望む。
こちらの見晴台は岩峰になっているのですね。高度感あります!
ロッククライミングにも使われているので、下に石を落とさないように注意しましょう。
積丹の山々も見えますね!
羊蹄山も見えるらしいけど、確認し忘れた・・・。けど塩谷丸山山頂は本当いい眺めでした!小樽最高!!
下山
ということで、素敵な眺望を楽しませてもらったので、下山開始。
ピストンなので問題はないでしょう。
登山口に戻ってきました。
そして帰りは、タイミングの良い電車があったので塩谷駅へ。
電車はだいたい1時間に一本です。もしタイミングが悪かったら、塩谷バス停から小樽駅に戻ると良いと思います。
これで塩谷丸山登山完了!あとは7時間かけて埼玉県へ帰りました・・・。(^^;)
感想とまとめ
低山ながら、山頂の展望は素晴らしいので、遠方からでも来る価値ありです!
ただし、天気が良くないと眺望は楽しめないので、そこはきちんと日を選んで決行した方が良いですね。
難易度も低く、誰でも楽しめる山なので、初心者の方にもオススメです!ただし熊よけの鈴などはお忘れなく。
あとこれは新千歳空港の話ですが、午後6時前後は保安検査場がメチャクチャ混みます。出発1時間前に到着して、すぐ保安検査に行った方が良いでしょう。
Mitchie M の最後に一言:
冬は山スキーに来る人も多いらしいよ
▼ 他にも北海道のこんな山に登ってます。
【著者:Mitchie M @_MitchieM】
コメント
これは、素敵な景色ですね。
日帰り登山、お疲れ様でした。
またいらしてくださいね。
ありがとうございます!また行きます。^^
天候に恵まれよかったですね!
北海道日帰り登山ですか~。mitchieさん行動力すごすぎです。
冬はスキーも楽しめますのでぜひいらしてください。
天気は運が良かったです。(^^;)
雪国に住んでいたらスキーは絶対やりたいですね!