先日2月9日に、北海道札幌市にある五天山(ごてんざん:標高303m)に登山してきました。昨年の三角山に続いて、今年も札幌の雪山に登ります!
五天山は札幌50峰の一つなのですね。標高が低く、山の下は公園として整備されてるので、氷点下の中でも比較的安心して登ることができました。
また、公園からはバスが出ているのでアクセスしやすく、ちょっとした雪山に登りに来るには良い場所でしたね。雪山初心者の方にもオススメできます。
登山コースと地図
まず、今回の登山ルートと地図はこちら。
コースの参考にした本は「札幌・小樽ゆったりハイキング」。
けどこの本は古くて、まだ公園ができる前のものだったので、結局全然違うルートを歩きました。(^^;)
所要時間は1時間21分。歩行距離は2.5kmでした。
観光装備で雪山を登るにはちょうど良い距離と時間だったと思います。
ではレポートに行ってみましょう!
五天山 登山レポート
ということで、地下鉄東西線の発寒南駅に到着。
五天山へは、駅の2番バス乗り場から五天山公園行きのバスが出てます。
琴似からも五天山公園方面へのバスが出てますが、発寒南の方が少し本数が多くて便利です。バスはICカードも使えます。
五天山公園
そして終点の五天山公園バス停に到着!
やっぱここまで来ると、札幌の中心地に比べ雪が多いですね・・・。
あとこの日は最強寒波到来翌日で、最高気温が-6℃、最低菌が-13℃。けど前日に比べたらそんなに寒くない印象でした。寒すぎて感覚が狂いましたかね。(^^;)
で、下の写真が五天山。
ピラミッドのような形をしてます。
で、公園の地図はこんな感じ。
「I」の見晴台までは公園として道が整備されてますが、そこから山頂までは登山道になります。
ではGPSをオンにしてスタート!
公園内は安心して歩けますね。「雪と楽しむつどい」というイベントをやってるそうです。
まずは見晴台へ向かいます。
しばらく行くと坂道になります。下の写真で両サイドに埋まってるのは手すりですね。
なので腰のあたりまで雪が積もってるのがわかります。
さすがにアイゼンなしではやはり滑るので、持って来たわら縄アイゼンを試すことに。
結果的に言うと、これだけ雪が深いとわら縄アイゼンはそれほど効果ないです。(^^;) でもないよりはあった方が良いといった感じ。
ちなみに、使ったのは太さ6mmのもの。けど、藁って少々ボロボロ崩れてくるので、麻縄のほうが頑丈で良いかも?
そして第一見晴台に到着。
そこからの眺め。
続いて第二見晴台へ。第二見晴台まではスノーシュー(?)の跡があり、比較的歩きやすかったです。
第二見晴台に到着!そこからの眺め。
五天山山頂へ
で、問題はここからです。登山道に入っていくのですが、ほぼ踏み跡が消えてます(汗)
あまり登る人がいない印象。わずかに残ってるけど、動物なのか人間のなのかよく分からないし・・・。
でも木にテープが貼ってあったので、それを頼りに登って行きました。
三角山は明確にコースがわかったけど、ここは本当わからない・・・。たまにコース上から踏み外すと股下くらいまで足が埋まります(汗)
なんとか山頂付近が見えてきたけど、ここが一番傾斜があり滑りやすかった。
で、それを登り切ると「頂上」の道標が。
お、奥に祠が見えるぞ。あそこが山頂か。
五天山山頂に到着しました!標高303m。
木に囲まれてて眺望は良くありません。静かな山頂です。
さすがに寒いのですぐ下山開始。下りは足跡を辿るだけなので楽ですね。
雪山は足元をそれほど気にする必要がないので、あっという間に公園に戻りました。
あとはバス停に戻って登山終了。
バスは1時間に4本出てるので(発寒南方面と琴似方面2本ずつ)、それほど待たずに乗れて便利です。
感想とまとめ
三角山はよく整備され、冬でも登山者が多かったですが、五天山山頂まで行く人は少ない印象。
でもバスでアクセスしやすい場所にあるので、雪山の練習には丁度良い山でした!
Mitchie M の最後に一言:
スノーシューが欲しくなった
▼ 他にも札幌のこんな山にも登ってます。
【著者:Mitchie M @_MitchieM】
コメント
わら縄アイゼンで登ったんですか!?(゜д゜)
てっきりスノーシューかと・・・スノーシュー買いましょう!
以前スノートレッキング体験みたいのやってるところでスノーシュー履いてみましたがなかなか感動モノでした!
なんだか今回のブログ、遭難しなくてよかったなぁというのが感想ですw
スノーシューは飛行機の荷物が面倒なので・・・(^^;)
“かんじき”だったら良さそうかも(笑)