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その他

登記(所有権移転)を自分でやってみた。その注意点

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不動産の登記申請(贈与による所有権移転)を司法書士に頼まず自力でやってみました。

やはり自分で調べると時間はかかります。けど勉強にもなるし、今後も自分で申請できると思うので、反省も踏まえここに記録しておきたいと思います。

参考サイト

登記申請には下記のサイトを参考にしました。

親から子に家の名義変更する方法やかかる費用・節税方法まで簡単解説
親から子に家の名義変更をしようと思っても、家の名義変更の手続方法は法律でとても厳格に定められているので大変です。親から子に家の名義変更をするときの手順、費用、注意点から節税の方法まで司法書士が詳しく解説しておりますので、賢く親から子へ家の名義変更を行いましょう。

 
ここのサイトを読めばほぼ大丈夫かと。 

で、登記事項証明書のテンプレートは下記からDL。

不動産登記の申請書様式について:法務局

 
これはあくまでテンプレなので、必要に応じて修正しなくてはなりません。

 あと登記事項証明書は法務局のHPから申請して、郵送で取得できます(銀行振込で600円かかります)。

オンライン申請のご案内:法務局

 
ちなみに、印刷する紙は基本的には上質紙を使うとのこと。これはインクジェット・プリンター用に売られている上質紙普通紙で問題ありませんでした。

https://www.yodobashi.com/product/100000001000362811/

申請してみて分かったこと

細かい部分は不明なことも多く他のサイトも調べたり、実際に申請してみて分かったこともあるので、それについて書いておきます。

贈与契約書は提出しなくて良い

贈与契約書が必要と書いてあるサイトもありますが、贈与契約書は提出不要でした。かといって贈与契約書はトラブル防止になるので、親族間の贈与でない限り作っておいた方が良いでしょう。

連絡先が分かるように電話番号を書いておく

登記申請書のテンプレートには電話番号は書いてませんが、申請者と義務者の連絡先電話番号を書いておきましょう。

税金の金額の書き方

課税価格は下3桁切り捨て、登録免許税は課税価格の20/1000(=2%)。下2桁切り捨てとなります(2022年4月現在)

収入印紙の貼る場所

収入印紙は台紙に貼りますが(その際は申請書と台紙に契印が必要)、申請書に余白があればそこに貼っても大丈夫です。なお、収入印紙には押印(消印)はしないでください。

固定資産評価証明書の注意

固定資産評価証明書の年度には注意してください。年度をまたぐと提出できません(例えば3月に取得した固定資産評価証明書で、4月に法務局に提出しに行く場合)。

提出時の注意

書類提出の際のとじ順は下記のようになります。

  1. 登記申請書
  2. 収入印紙の台紙
  3. 登記原因証明情報
  4. 印鑑証明
  5. 住民票
  6. 評価証明書

書類提出の際、ホチキスで閉じなくて、その場でやってもらっても良いでしょう。その方が、書類に間違いがあったときに外す必要がなくなるので。

なお、不動産登記権利情報または登記識別情報通知はとじる必要はありません。

委任状書かない場合、「二人で申請に来てください」と言われたけど、特に本人確認はなかったです。

けど、登記完了で再び法務局に出向く場合は、不動産登記権利情報を返却される際、義務者の印鑑も必要になります。提出時に渡される紙の委任状を書かないのであれば、申請者と義務者二人で法務局に行きましょう。

 
また提出する時期は年度をまたがないようにしてください。自分は3月末に法務局に提出しに行ったのですが、年度をまたぐと登記内容が変わってくることがあるので、結局4月になってから提出しました。そして登記自体は4月下旬ごろには完了しました。

不動産取得税について

不動産を取得あるいは贈与を受けると不動産取得税がかかります。

納税について県税事務所に問い合わせたところ、自分の住んでる自治体では登記完了から8ヶ月後に通知が来るとのこと。

なお、不動産を取得したら不動産申告書を提出するそうなのですが、自分の場合(贈与)それは提出しなくても大丈夫とのことでした。

なので、納税通知が来るのを待っていれば大丈夫です。まず県税事務所から課税のお知らせ通知がきて、その後に納税通知書が届きます。

自分の住んでるところでは登記が4月下旬に完了し、課税のお知らせが11月中旬に、納付書が12月上旬に来ました。納付期限は1ヶ月でしたので、その間に支払いをしましょう。

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