私の楽曲中でよく聴かれるスクラッチ音。
たまに楽曲を聴いてくれた方から「スクラッチはエフェクターで作ってるんですか?」と聞かれるので、それについて答えたいと思います。
基本的にはCDJを使ってリアルタイム録音してます!
使っているCDJはこちら。
DENON SC3900という機種です。
CDJといえばPionner製が定番ですが、自分がこれを選んだ理由は、ターンテーブルの名機 SL-1200の操作感をうまく再現しているからです。
元々アナログレコードでスクラッチを始めたので、やはりCDJのジョグダイヤルってスクラッチしにくいのですよね・・・。
その点でSC3900はダイレクトモーターを採用し、SL-1200の回転部分を重さもそのまま再現しているので、違和感なく使えました。
このダミーのアナログ盤の下にはスリップマットが敷いてあるので、感触はまんまSL-1200です!
なのでバックスピン(キュルルル〜っていう音のやつ)も可能。
しかも、SL−1200でスタートボタンを押した時の音の立ち上がりや、ストップした時の音の止まり方も再現されてて、そのスタート/ストップの時間も調整できるので、本物より便利だったり。
スクラッチ録音の手順としては、Logic Proでスクラッチする楽曲の素材(ボーカル、ドラム、2mixなど)を書き出して、USBメモリに保存。それをSC3900で読み込んで、擦って録る感じです。
以前使っていたCDJではCDRにいちいち焼いていたので、USBメモリが使えるお陰でだいぶ時間が短縮できました。
そんな素晴らしいDENON SC3900なのですが、現在はもう生産されてません。というかCDJの時代が終わりつつあるというか・・・。
けどSC3900のターンテーブル部分は本当よくできているので、末長く使っていきたいですね。
【著者:Mitchie M @_MitchieM】
コメント
なんと!
スクラッチ音は実際に録音されていたんですね。
すごいです。
確かMitchieさんはギターもご自分で弾かれて録音されるんですよね?
すごいなぁ。
次はイラストを描く番ですねw
スクラッチはリズムに合わせて擦るだけなので、そんなに難しくないのです。(^^;)