現在楽曲を制作中なので、制作関係の話題を書きたいと思います。
で、今回は「楽曲の尺(長さ)」はどうやって決めてるの?」という話です。その中でも動画投稿を前提とした場合の、音楽の長さの決め方を述べてみます。
ということで、まず自分が今まで投稿した曲の、動画の長さのリストを書き出しました。ショートバージョンのものは含んでません。こちらです(古い順)。
- cosmic ballad 4:20
- FREELY TOMORROW 4:00
- イージーデンス 4:48
- 愛Dee 4:47
- アイドルを咲かせ 3:58
- ビバハピ 3:35
- アゲアゲアゲイン 3:40
- 好き!雪!本気マジック 3:22
- ぶれないアイで 3:56
- ニュース39 3:52
見て明らかなのは、4分を超える曲は作らなくなったという感じでしょうか。
理由は2つほどあって、
- 短い方が最後まで聴いてもらいやすい
- 動画制作の負担を減らすため
というのが大きいかと。(^^;)
動画だと、視聴者が音楽を聴いて「つまらない」と思ったら、すぐに別の動画へ行ってしまうので、なるべく音楽は手短にまとめた方が有利です。
そして、音楽のPVを作るとなると、曲が長いとその部分だけ映像をつけなくてはいけなくなります。なので動画師さんの負担をなるべく減らしたいのすね。
とはいえ、リストを見ると「アイドルを咲かせ」以降は、だいたい3分半から4分弱に収まっているのは、その時間内に自分の表現したい要素が詰め込めているからです。
自分の曲の場合、ポップスの王道の「Aメロ・Bメロ・サビ」という展開の曲がほとんど。なので、そこに「大サビ」とか「ラップ」等を入れると、だいたいこの時間内に収まるのですよね。
尺決定の作業工程としては、1コーラスのラフが出来上がった段階で、2コーラス目以降の長さをシミュレーションしてみます。
で、「ちょっと長いかな?」と思ったら2コーラス目のAメロを半分にしたり、逆に短かったら大サビを加えてみたりします。
この際気をつけるのは「イントロ、アウトロ、間奏をできるだけ手短にする」ということでしょうか。動画だと少し息抜きの部分を作ると、視聴者がそこで離脱してしまう可能性があるので、特に聴かせどころのない部分は短くまとめた方が良いです。
いつも最初は「3分少々くらいの曲を作ろう」と思って制作し始めても、こんな感じで作ってると結局4分近くになる事がほとんどですね。(^^;)
曲が短ければ、作業負担の軽減にはなるので良いのですが、やはり自分の表現したいものが音楽に全て含まれている事が一番大事です!
けど自分の場合、どこかで3分以上4分未満というのは意識しているのかも知れませんね。
動画投稿を始めた頃は「ミリオン曲の尺の長さの平均値を出して参考にしてみよう」と思った時期もありましたが(笑)、今は「尺はそれほど重要な要素ではない」と考えてます。音楽のテンポによっても時間の感じ方って違いますからね。
視聴者が「面白い」と思える動画は、尺が長くても再生数は伸びるものだと思ってます。なので結論は「好きな尺で作ろう」です(笑)
【著者:Mitchie M @_MitchieM】
コメント
そうなんですよねぇ。
ぶっちゃけ、つまらない曲は2分でも長いし、面白い曲は8分でも短いです。
以前Osterさんが20分のミュージカル仕立ての楽曲を投稿されましたが、全然長いと感じませんでした。
「え、もう終わり?」って感じで。
曲の良し悪しは長さでは決まりませんからね。
そうなんですよね!Osterさんはすごいですよね!!
Mitchieさんこんばんは(*^▽^*)
いまだピアノロールに慣れないまみりんです!
カラオケでもイントロが長いと周りがシラケるしアウトロなんて聴かずに強制終了されたりしますもんね
新曲楽しみに待っています!
どうもです!新曲作り頑張ります!!
ニコ動を見始めてまだ日が浅いのですが、確かにあまり長すぎるよりも、
4分前後、長くて5分くらいまでに収まっているものの方が、
視聴するのには取っつきやすい気がします。
というのも、初見の動画に触れるのって、けっこう気構えが要るのですよね。
あと、社会人になると、時間の貴重さが身に沁みているので、
短時間でいろいろチェックしたいとなると尚更です。
ただ、他の動画を視聴済みのクリエイターさんの新作を見る場合はまた別で、
ある程度の予想と期待感がある分、長くても気にならないということもあります。
だから長いのも短いのも作って下さい…なんて(笑)
上↑で夢幻さんが書いているOster氏の作品は確かに、
完成度の高さゆえに、10分越えでも長すぎるとは感じませんでした。
私が見た中で、長さを感じないと思ったのは
8分越え、じょん氏の「メテオ」でしょうか。これもまた有名な作品ですが。
おっしゃる通りで、最初から興味を持ってくれていればいいのですが、軽い気持ちでクリックしてみる人も多いので。
いつか長めの大作は作ってみたいですね。(^^;)