先日、初音ミク『マイマイマイ (买买买) 』のダンスビデオを公開しました。
おかげさまでYouTubeでは10万再生突破!!
この曲は今年1月にMVも公開してます。こちらです。
で、いつもならMV公開時に、このブログで楽曲制作に使用した機材を紹介するのですが、それをしてなかったので(汗)、このタイミングで機材紹介をしたいと思います。
ドラム&パーカッション
まずはドラム関係から。
自分はループ素材はあまり使わないので、ワンショットのサンプルをLogic Pro内蔵のUltrabeatやEXS24で鳴らして組んでます。
なのであまりここに書くことはないのですが、Bメロ部分で聴けるハンドクラップについては、Logic Pro内蔵のAlchemyで音を作ってそれを使いました。
サンプルを使っても良かったのですが、イマイチ曲に合う音がなかったので・・・。
Alchemyでのハンドクラップの作り方は、下記の記事に書いてますのでよかったらご覧ください。
ベース
ベースはいつものGForceのMinimonsta。
シンセベースは結局これに落ち着く事が多いですね。音はプリセットは使わず自分で作ってます。
また、Bメロ部分で聴ける808ベースっぽい音はNative InstrumentsのMassive。
こちらも自分で音を作ってます。まぁシンプルな音ですが。
ちなみにスラップベースの音は、Rolandの「Rhythm Section」という、かなり古い音源ライブラリをEXS24で読み込んで使ってます。
ウワモノ
サビでのコードバッキングにはreFXのNEXUS2です。
以前から定番のソフトシンセとして知られてますが、自分はこの時初めて使いました(汗)
確かに即戦力になる使えるプリセットが充実してます。けど個人的には、音作りがあまり出来なくて、その楽しみがないのが正直物足りなかったです・・・(^^;)
あと、Aメロ部分のバッキングでもMinimonstaを使用。
Minimoogといえばモノフォニックですが、ポリフォニックで使ってもなかなか良いです。
そしてベル系シンセの音などにLennarDigitalのSylenthを使用。
SylenthとMassiveはこれ以外にも色々なところで使ってますね。
中国伝統楽器
楽曲中で聴かれる中国伝統楽器は、主にDiscovery Farmの「Legend Of China」というサンプリングCDを使いました。
CD-ROMではなくオーディオCDなので、マルチサンプルの楽器は自分でサンプラーにアサインしなければいけないので面倒です。けど収録されてる音はまあまあ良いので、こういう機会があればたまに使います。
京劇とか街の音とか、あらゆる中国の音が収録されてます。
ちなみに、これに収録されてる筝の音は『大江戸ジュリアナイト』でも使いましたね。中国の筝は日本のよりサスティンがあるので、ハープっぽい使い方をする時には良く合うのです。
こんな感じの機材を使って制作しましたが、何か参考になれば幸いです!
Mitchie M のコメント:
MV制作プロセス資料もこちらで公開してくれてます!https://comp-inc.com/mai3
【著者:Mitchie M @_MitchieM】
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