PR
Logic Pro

Logic ProのUltrabeatを使ってハイハットの音をハイエンドまで出す方法

記事内に広告が含まれています。

ultrabeat

ハイハットのワンショット・サンプルを使ってると、「いい音なんだけど、もっとハイエンドまで音が出て欲しいんだよな〜」という場面が結構あります(個人的に)。

そんな時、Logic Pro付属のUltrabeatを使ってハイハットの音をハイエンドまで出し、音を綺麗にする方法を紹介します。

ハイハットの音をハイエンドまで出す方法

まずは、Ultrabeatを立ち上げます。

ultrabeat

そして、OSC2をサンプルモードに切り替え、目的のハイハットのサンプルを読み込みます。

ultrabeat

この音を再生してスペアナで見ると、以下の画像のような感じです。

hihat high end

だいたい14kHzからハイ落ちしてて、少しローファイな感じになってるのですね・・・。

もう少しハイエンドまで音が出て欲しいのですが、元々この帯域が出てないため、EQやエキサイターを使って補正しても良い結果は得られません。

ここで、Ultrabeatに搭載されてるノイズジェネレータを使い、高域を加えることでこの問題を解決して見ます。

 
では、Ultrabeatのノイズジェネレータをオンにして、下の画像のように設定してみます。

SShot 2019 05 13 21 13 00

フィルターモードはHPBPが良いでしょう。CutパラメータはHPだと72くらいにしました。

ModはEnv3にアサインし、envelope3を下の画像のような減衰形に設定。ハイハットの音の長さと合わせます。

ultrabeat

あとはノイズジェネレータのボリュームを調節して、ハイハット・サンプルと自然に混ざる好みの音量にしてください。

ではその鳴らしてみます。すると下の画像のような感じでハイエンドまで出る音になりました!

ultrabeat

その参考音源がこちら。後半がノイズを加えた音です(高域のしっかり出る環境でお聴きください)。

 
このようにUltrabeatのノイズジェネレータは、高域の補強するのに使えます。

ハイハットだけでなくスネアの補強にも使えるので、打楽器系の音作りに活用することをオススメします。 

関連商品

 
Mitchie M のコメント:

 

Ultrabeatのノイズジェネレータは本当便利です!

 

【著者:Mitchie M @_MitchieM

▼ その他のLogc Pro関連記事

Logic ProのUltrabeatでドラムのアタック音を補強する方法
音楽制作では便利なので良く使う Logic ProのUltrabeat。 Ultrabeatはドラムの音作をするには機能が充実しているので、ドラム関係はできるだけこれで読み込むようにしてます。 そこで今回は、Ultrabeatのノイズジェネ...
マスタリングでのプラグインの挿し方と順番を紹介
自分がマスタリングでやってるプラグインの挿し方と、その順番を紹介したいと思います。 このやり方が正解というわけではなく自己流なので、何か参考になれば幸いです。 プラグインの挿し方と順番 まず、自分はLogic Proを使用してるのですが、マ...
キック(バスドラ)に重低音を加える方法
打ち込みでキック(バスドラ)のサンプルを鳴らした場合に、重低音を加える方法を紹介します。 まず、キックに重低音を加える必要があるのは以下のような場合です。 重低音感が足りない 重低音はあるけどピッチが違う 重低音の余韻の長さが足りない これ...
Logic Proで楽曲を書き出す(バウンス)前にやっておいた方が良い事
Logic Proで制作した曲をオーディオファイルに書き出すバウンス機能。これを使って楽曲の最終的な書き出し(ミックスダウン)をする際に、自分が気をつけている事を紹介したいと思います。 リアルタイムとオフライン・バウンスについて まず、バウ...
Logic Proの「Stereo Spread」のシンセベースでの使い方を紹介
Logic Proに付属してるステレオイメージ系エフェクト「Stereo Spread」。このエフェクターの活用方法を紹介したいと思います。 Stereo Spreadの概要 まずはこの概要について。「Stereo Spread」は音を左右...
ボーカルを綺麗にミックスのためのエフェクトの挿し方を紹介
今回はボーカルをミックスする際のエフェクトの挿し方を紹介したいと思います。 自分はボカロ曲制作がメインなので、ボカロに合わせたセティングで紹介しますが、人間のボーカルのミックスでも基本的には同じような感じです。 あと話がLogic Proを...

コメント

タイトルとURLをコピーしました