一昨日投稿し、お陰様で5万再生を超えた「初音ミクシンフォニー2017」の告知動画。
この中で流れる「未来序曲」の制作で使用した音源を紹介したいと思います。
さすがにコンサート前にフルオーケストラで録音するわけにはいかないので、これは打ち込み音源で制作されてます。(^^;)
けど作る側としては細かい各楽器のバランスが取れたり、理想的な曲の完成形を提示できるので、生音には及ばないもののこれはこれで良い面がありますね。
VIENNA SYMPHONIC LIBRARY
そこでなるべく生音に近い表現ができるオーケストラ音源として愛用してるのが、「VIENNA SYMPHONIC LIBRARY」です!
▶︎ VIENNA SYMPHONIC LIBRARY | SONICWIRE
オケは9割以上この音源を使って制作しました。
自分はこのシリーズの「VIENNA SPECIAL EDITION」という、オーケストラ楽器が一式揃った音源をメインに使ってます。
▶︎ ソフトウェア音源 「VIENNA SPECIAL EDITION VOL. 1」 | SONICWIRE
▶︎ ソフトウェア音源 「VIENNA SPECIAL EDITION VOL. 2」 | SONICWIRE
「VIENNA SPECIAL EDITION」にはVol.1とVol2があり、両方をインストールしてます。
で、これを専用プレイバック・エンジン「VIENNA INSTRUMENTS PRO 2」を使って音源を鳴らしてます。
▶︎ ソフトウェア音源 「VIENNA INSTRUMENTS PRO 2」 | SONICWIRE
このソフトを使うと、タイムストレッチを使ってアタックなどを縮めたり、ピッチにランダムな生っぽい変化を加えられます。これにより付属のプレイバック・エンジンより高度な表現可能。
ちなみに、昨年の告知動画でも同じ音源を使いました。
けどその後、白猫プロジェクト×初音ミクのコラボ曲「Stand Up!」でハープ音源「Hap 1」を導入したので、それを今回使用。あまり目立ってませんが(汗)
▶︎ Harp 1 – Vienna Symphonic Library
「Hap 1」のフルライブラリーは、グリッサンドが各キーごとに収録されてたり、「Special Edition」に収録されてるものとは表現力が格段に違いましたね。
で、今回もう少しドラム(スネア)をリアルにしたかったので、「DRUMS & TOMS」のフルライブラリを導入。
▶︎ Drums & Toms – Vienna Symphonic Library
スネアは結構目立ってるので、昨年の告知動画と聴き比べてみると良いかも。作ってる人にしかわからないか・・・?(^^;)
まとめ
ということで、今回も「VIENNA SYMPHONIC LIBRARY」にお世話になったわけですが、この音源は比較的オンマイクで収録されているので、リバーブを使って自由に空間を作りやすいのが良いです!
決してベタ打ちでリアルに鳴ってくれる音源ではないのですが、細かく打ち込めば打ち込むほどリアルに鳴ってくれるそんな音源です。
Mitchie M のコメント:
管弦楽法の本を読むよりも、この音源で音を聴く方が勉強になる場合もあります。(^^;)
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【著者:Mitchie M @_MitchieM】
コメント
確かに、楽典読み込むよりも生演奏聴いた方が勉強になったりしますからねぇ。
でもオーケストラの音源ってすごいですね。
音源に収録されてる奏法が充実してて実際に音を聞けるので勉強になるのです。(^^;)