Massiveで初音ミク『キュート・メドレー』のエレクトロ風ベース音を作る方法

前回の『キュート・メドレー 〜アイドル サウンズ〜』の記事で、「シンセベースは何を使ってるのですか?」という質問を受けたので、ベースの音作りの紹介をしたいと思います。

▶︎ 前回:初音ミク『キュート・メドレー 〜アイドル サウンズ〜』の音源をSoundCloudで公開!

SoundCloudの『キュート・メドレー』の音源はこちら。

インスト音源も。

Native Instruments Massiveで音作り

で、ベースですがNative InstrumentsのMassiveを使ってます。

曲によって若干設定を変えてるのですが、基本的にはこんな感じです。(画像クリックで拡大可)

Screenshot 2016 04 05 21 32 05

オシレーターの音をモジュレーション等で歪ませる、典型的なエレクトロ系デジタル・ベースの設定です。

これはダブステップ系のンワンワした音より作るのは簡単です。もしMassiveを持っていたら、この画像の設定をコピーして一から作ってみると良いかも。

音作りの肝はやはり、MODULATION OSCの「Phase」と、INSETRの「Sine Shaper」、そしてFILTERの「Scream」ですね。

この3つのパラメータの設定の組み合わせで、音のブリブリ具合が大分違ってきます。曲調に合わせていじってみてください。

そして、画像では見えてないパラメータを貼っておきます。まずはEQ。

Massive EQ 使用方法

これも設定は曲次第ですね。次はFX 2に挿したリバーブの「Dimension Expander」

Massive Dimension Expander 使い方

「Size」パラメータに関しては10時から11時の方向で使う事がほとんどです。あとはDry/Wetを好みに合わせて設定すればOK。音に広がりと厚みが出ます。これ単体で出して欲しいくらい良い音です。

ボリュームエンベロープはストレートな設定。

Massive Volume Envelope 使い方

あとは「Glide」を少々かけて、ポルタメントのウニャウニャ感を出します。

Massive Glide 使い方

設定は以上です!

もちろん、ミックス時にコンプやEQはしてます。

あと、別音源でサイン波か三角波を、シンセベースと同じ音符で低音補強用に鳴らしてます。MassiveのOSC 3を使っても良いのですが、他のOSCと一緒に音が広がってしまうので・・・。

 
ということで、こんな簡単な紹介ですが、何か参考になれば幸いです。シンセの音を自由に作れるようになるには、ひたすらパラメータをいじるのが一番ですね!

ちなみに、自分はMassiveはNative Instruments KOMPLETEで持ってます。

ほぼMassiveとKontaktくらいしか使ってませんが・・・(^^;)

▼ こんな音作りの記事も書いてます。

EDMでよく聴くノイズ・スイープ音の作り方と、シンセ4機種聴き比べ

『ルパン三世』OPテーマ曲のシンセ効果音の作り方を解説

Massive内蔵のリバーブ音を他の音源で使う方法を試す

【著者:Mitchie M @_MitchieM

スポンサーリンク

フォローする

関連コンテンツ(レスポンシブ)
スポンサーリンクと関連コンテンツ

コメント

  1. A-ja より:

    わざわざ記事にしてまでお応え下さってありがとうございます!!
    Logicの内臓音源かとも思ってましたが、Massiveだったのですね。参考にさせていただきます、ありがとうございましたm(_ _)m

    ちなみに自分も、KompleteではKontaktとMassiveぐらいしか使ってないです^^;

  2. あゆみ より:

    お疲れ様です
    Mitchieさんは説明がうまいですね
    だから読んでてたのしい

    ダブステの んわんわ…w
    良い表現です!