オーディオ用電源タップ(ボックス)を自作したので、そのレポートを書きたいと思います。
制作材料
自作電源タップは好みの材料を組み合わせてカスタマイズできるのが魅力です。
今回、OYAIDEのJIS規格用電源BOX自作セットを使って制作します。
これが結構便利で、コンセントと電源ケーブルとプラグ意外、必要な物はほぼ付属してます。
中身は、ボックスがPV-R-AW 塩ビ製 露出用コンセントボックス。
プレートはPanasonicのWN7606K。ステンレス製です。
クランプがFGA26L-16BとTIC22細径ケーブル用 PVC管。
内部配線材、リングスリーブ、絶縁キャップも付属。さらに電磁波吸収テープまで付いてます!
で、コンセントと電源ケーブルとプラグは自分で選ばなくてはなりません。
まずコンセントが、PanasonicのWN15034K。これを2個。
このトリプルコンセントはオーディオ用ではないのですが、6口欲しかったのでこれを選択。ホームセンターでも売ってます。
そして電源ケーブルはOYAIDEのd+ C7 PowerCable。
今回アースは使わないので2芯で大丈夫だったのと、B級品が安かったのでこれにしました。2m購入。1.5mに切って使用します。
あとケーブルの外側を覆うPETチューブも2m購入しました。
PETチューブは網状になっていて、ケーブルの太さにちょうどのサイズだとケーブルを通した時にケーブルの色が透けます。それが気になる場合は、大きめのサイズか高密度の物を選ぶと良いでしょう。
また、電源プラグはPanasonicのホスピタルグレードWF5018。
メーカー名に「National」って書いてありますね (^^;)これは家に余っていたものを使用。アース用のピンは抜いてあります。
以上のパーツで制作します。
制作時の注意
制作は安全のため、OYAIDEのブログを読んで参考にしてください。ここを読めば初心者でも失敗なく作れると思います。
自分からはそれ以外の点を書かせて頂きます。
まず電源ケーブルを通したPETチューブですが、両端が結構ほつれやすいです。そこを束ねて見えないように外側にさらに熱収縮チューブを被せて綺麗に処理しました。これで根本の曲げにも少し強くなったかな?
あと、電源ケーブルとコンセントの内部配線材を接続するのに、リングスリーブで圧着します。この際リングスリーブ用圧着工具が必要なので急遽購入。
アイウィス(IWISS) のJIS準拠品リングスリーブ圧着工具で、Amazonで¥2,490で買えました。安全のため、くれぐれもペンチで代用しないで専用工具でしっかり圧着しましょう。
あと、今回初めて電磁波吸収テープというものを知りましたね。プレートの裏に貼るのですが、効果あるんですかね・・・?
ということで、最後に導通チェックをして(テスターが必要です)無事完成しました!
正直、音が良くなったかはハッキリは分かりませんが(笑)市販の家庭用のものを使うよりは良いのではないでしょうか? (^^;)
あと、ボックスの底面に防震のインシュレーターやゴム足などあった方が良いかも知れません。
オーディオ用電源タップは1万円以上したりしますが、この自作なら材料費だけで6千円くらいで作れます。初心者の自作電源ケーブル沼の入り口としてもオススメかも?
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【著者:Mitchie M @_MitchieM】
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