先日12月1日に横隈山(よこがいさん:標高594m)に登山してきました!
横隈山は埼玉県北部の神川町と本庄市の境にあります。少々地味な山ではあるのですが、登山はこんな人にオススメです。
- 人があまり来ない山で静かに歩きたい
- 初心者なので危険の少ない登山がしたい
- 舗装路歩きも含め長い距離を歩きたい(野上駅スタートの場合)
正直それほど大きな見所はないのですが、山頂手前の展望台からの神川町の眺めはなかなか良いです!
今回ちょうど紅葉真っ盛りの中歩けたので、舗装路歩きも多い中、退屈せずにハイキングできました。
山頂はすぐ近くまで舗装が通ってるので、初心者の人でも安心して歩けるでしょう。
ハイキングコースと地図
まず、今回のハイキングのルートと地図はこちら。
秩父鉄道の野上駅からスタートし、まず出牛峠を超えます。その後横隈山登山口まで舗装路を歩いて登山開始。
山頂に登ったら、南側の別ルートから降りて更木集落へ。
ここに更木バス停があるので、バスに乗って皆野駅に向かうのもアリです。今回は歩き足りなかったので、野上駅に戻りました。
コースの参考にした本は、山渓社の「埼玉県の山」。
この本はルートや所要時間が詳細に書いてあるので、登山計画を立てる手間が省け重宝してます。
本には更木バス停までのコースが紹介されており、登山データは、以下のような感じです。
- 技術度:★☆☆☆☆
- 体力度:★☆☆☆☆
- 参考コースタイム:4時間20分
- コースの距離:10.5km
で、自分は野上駅まで歩いてみたところ、コースタイムは4時間24分、歩行距離は17.68kmでした。7キロもオーバしてるのに所要時間があまり変わりませんね。(^^;)
区間別の所要時間など、詳細はヤマレコの山行記録に載せてあります。
ではそのレポートに行ってみましょう!
横隈山ハイキング・レポート
ということで、秩父鉄道の野上駅に到着。
早速スタート!登山口までは特に道標がないので、道を間違えないように注意してください。
まずは舗装路歩きですが、周辺の長瀞の山々の紅葉が綺麗!
しばらく歩くとゴルフ場への案内板があるので、それに従っていきます。
で、ゴルフ場入り口に到着。
ここからは私有地なので入れませんが、左に未舗装路があるのでそこを行きます。
で、砂防ダムの見える分岐を左へ。
すると「長瀞高原ビレッジ」という今は無き施設の入口に到着。
ここから少々荒れた細い道を歩き登って行きます。
登りきったところに舗装路が通ってて。そこが出牛峠です。
で、道を横切って再び山の中を歩いて降ります。すると県道に出ます。
ここは皆野町の出牛という地区で、隠れキリシタンが逃げ込んだ場所として知られてます。ここの名前もデウス(Deus)が由来とか。
昔は上州と秩父を繋ぐ宿場町として賑わったこともあって、当時は出牛浄瑠璃が盛んになりました。そこで使われた人形の収蔵庫が県道沿いにあります。
そして、そのまま道を歩くと本庄市に入り「いろは橋」があるので、そこを左折。
すると太駄上区山村センターがあり、そこが横隈山の登山者用駐車場になってます。
車で来る方はここを利用しましょう。
で、そのまま山に向かって舗装路を歩き続けるのですが、紅葉に染まった里山が綺麗。
そしてようやく横隈山登山口に到着しました!
ここから本格的な山登りです。
山の中は周辺に倒木は多かったものの、登山道は整備されてるので問題なく歩けると思います。
しばらく登ると平沢峠に到着。尾根に出ました。
その先の雑木林が落ち葉でいっぱいで、この季節に良い感じ。
そこを出ると木を伐採した開けた場所に出ました。
ここからは城峰山など秩父方面の山がよく見えましたね。ちなみに、この写真のすぐ側を舗装路が通ってます。
で、舗装路を行かずに道標に従って登ると、神川町の中心地が一応できる展望台に出ました!
山頂よりここの眺めの方が良かったですね!西側にある群馬県の山々もよく見えます。
それと、近くには石碑群があります。信仰登山の祭祀場だったようですね。
で、展望台からすこし歩くと横隈山山頂に到着!
こちらの展望は木が視界を遮ってます。
特に何もない山頂なので、少し休んだら下山開始。平沢峠まで戻ります。
そしたら、いろは橋方面には行かず、そのまま尾根を歩いて南へ。
途中、木々の間から神流湖が見えました。
で、2つ目の鉄塔のすぐ側に道標があり、作業道を降りて行きます。
そのままずっと舗装路を歩いて行くと、更木集落に到着。
ここにバス停があるのですが、本数が少ない・・・。特に休日は。
これに乗れば皆野駅に行けるけど、体力的にも余裕があるので、野上駅まで歩くことに。
その途中にあった民家の前の紅葉が綺麗。
あとはまた出牛峠を越えて、野上駅に到着!
電車の時間まで少々時間があったので、紅葉の荒川を眺めてきました。
これにてハイキング終了!
感想とまとめ
今回は休日に登ったのですが、すれ違った登山者は3組だけでした。平日なら誰もいない可能性が高いので、静かな山歩きができるでしょう。
ただ、舗装路歩きも多いし地味な山なので、来るなら目を楽しませてくれる新緑か紅葉の時期が良いと思います。
Mitchie M の最後に一言:
17km以上歩いたけど、それほど疲れなかった
▼ 周辺のこんな山にも登ってます。
【著者:Mitchie M @_MitchieM】
コメント