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音楽制作

2ndアルバム『バーチャル・ポップスター』のアナログ盤カッティングをしてきました!

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2019年11月6日(水)に発売が決定した、Mitchie M feat. 初音ミクの6年ぶりとなる2ndアルバム『バーチャル・ポップスター』。

ヴァーチャル・ポップスター 初音ミク

▶︎ 特設サイト:https://sp.wmg.jp/mitchie-m/

一昨日、そのCDのマスタリングと、アナログ盤のカッティングをしてきたので、今回はアナログ盤カッティングの様子をレポートしたいと思います。

『バーチャル・ポップスター』のアナログ盤カッティング

この日は最初にアナログ盤のカッティングを行いました。

カッティングをやって頂くのは、神奈川県鶴見区にある東洋化成さんです。最近はアナログ盤の需要が復活し、カッティングできる場所も少しだけ増えましたが、一時は「日本最後」ないし「アジアで唯一」といわれたアナログレコード製造工場をもつ会社なのです!

社屋に入るとロビーにはレコードやダブ・プレートなどが飾られてました。

東洋化成

懐かしさを感じる光景ですが、現在もレコードは生産されているのです!

で、社内にあるスタジオに入れてもらって、早速カッティング開始!楽曲を流しながら、70年代のNEUMANのカッティングマシンで溝を掘っていきます。

カッティングマシン

すげー!こんな機械を使うのか!同行した全員カッティングの現場は初めてなので興味津々。

片面掘り終わった後に顕微鏡で溝を見せてくれたり、エンジニアさんが丁寧に製造工程を説明してくれたり、レコードの仕組みを学ばせてもらいました。

今回のカッティングはすごく勉強になったので、その詳しいレポート記事(制作者者向けなの)を後日書ければと思ってます。

 
で、カッティングした音はというと、アナログらしい温かみのあるサウンドになりました!

具体的に言うと中域に音の焦点がある感じですかね。そのためCDで聴くより音に勢いを感じるかと思います。CDほど高域は出ませんが、その分冷たさが抜けた印象ですね。自分の作品をカッティングして、初めてアナログ盤の音の特徴を理解でき、貴重な体験となりました。

収録曲の中では、「イメトレ・ブギー」が一番アナログ映えしましたね!アコースティック系の音の方が相性が良いのかも?けど「ぶれいないアイで」などのシンセの音をアナログで聴くと、デジタルの硬さが抜けて新鮮でしたね。

CDとアナログ盤の両方をご購入された方は、ぜひ聴き比べをして楽しんでもらえたらと思ってます!

なお、収録時間の長さによる音質の低下を避けるため、アナログ盤はCDのトラック17『ガールズフレンドシップ [Symphony ver.]』を含まない全16曲となっておりますのでご注意ください。レコードは片面4曲ずつの2枚組構成となってます。

『グレイテスト・アイドル』のアナログ盤も出ます! 

以前に告知させてもらいましたが、私の1stアルバム『グレイテスト・アイドル』のアナログ盤も、2019年11月6日(水)に同時発売となります!

グレイテスト・アイドル 初音ミク

こちらも東洋化成さんでカッティングして頂きます!

収録曲はCDの13曲に加え、CD未収録の『cosmic ballad』と『Birthday Song for ミク(10th anniversary ver.)』を加えた全15曲。

CDを持ってる方も、ぜひアナログ盤の音でも楽しんでもらえたら嬉しいです!

なお、『グレイテスト・アイドル』『バーチャル・ポップスター』ともに完全生産限定盤となりますので、お求めの方はお早めにどうぞ。ボカロ・アルバムでは初のアナログ盤化なので、楽しみにしていてください。^^

 
ということで、次回はCDマスタリングについてレポートしたいと思います。

商品リンク

 
Mitchie M のコメント:

 

自分の作品をアナログ盤にしてもらえて感無量です!

 

【著者:Mitchie M @_MitchieM

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