昨日投稿して、1日経たずに10万再生を突破した、新曲の初音ミク『暗殺プリンセス』。
この楽曲で使った機材を紹介します!
バリトン・ギター
今回、昔のスリラー映画のような楽曲ということで、昔の映画音楽でよく耳にするバリトン・ギターを導入しました。それがこちら。Fender Bass Ⅵ!
これが入るとスパイ映画のような雰囲気が出ます!(笑)『007』のテーマ曲の影響でしょうかね?(^^;)
バリトン・ギターとは、1オクターブ低いギターなのですが、ベースほど低音が出ないという、どっちつかずの楽器です。
けど、これでしか出せない音なのですよね!最初ベースで代用できないか試しましたが、やっぱりダメでしたね・・・(汗)
以前から弾いてみたかった楽器なので、今回楽曲で実際に使用できて良い経験になりました!
楽器の詳細は以下の記事に書いてあります。
クラビネット
次にバッキングですが、曲中ではクラビネットのAccousticSamples Clavi D9を使いました。
Logic Proにもクラビの音源はありますが、やはり音の太さとリアルさが全然違いましたね!
Clavi D9は忠実にHohner D6を再現したような音で、ファンキーなサウンドです。
今回の曲のではメインのバッキングとなる楽器なので、これくらいリアルな音の音源の方が合いました。ちなみに、サビではワウをかけて使ってます。
オルガン
オルガンはLogic Pro付属のVintage B3です。
試しにKontaktのオルガンも使ってみたけど、Vintage B3の方が適度に音が薄くて曲に馴染んでたので、こちらを使いました。
それほどリアルな音ではないけど、個人的には扱いやすくて好きな音源です。
ベース
ベースは定番のSpectrasonicsのTRILIANです。
使用した音は「Retro 60’s」というホローボディの音ですね。音が丸いので今回のレトロな曲調にも合いました。
ただ、そのままだと音に勢いが足りないので、内臓エフェクターで多少歪ませて使ってます。
▶︎ SPECTRASONICS ( スペクトラソニックス ) / Trilian
口笛
楽曲のエンディングに入ってる口笛ですが、これは自分で・・・と思ったものの、うまく吹けなかったため音源に頼りました(汗)
使ったのはVienna WhistlerというVienna Instruments用の口笛専用ライブラリです。
実際に口笛を吹くときに難しいのはビブラートだと思うのですが、やはり音源を使ったら音が綺麗に揺れてくれます。
詳細は以前の記事に書いたので、こちらを参考にしてもらえたらと思います。
エフェクター
エフェクターは特に変わったものを使ってませんが、今回のようなレトロな曲では、レトロなリバーブ音が大事です。
そこで使ったのが、Logic Pro付属Pedalboardのスプリングリバーブ「Spring Box」です!
これはギター用のエフェクターなのですが、ドラムやパーカッションなどに使ってもヴィンテージな感じが演出できます。ただモノラルなので注意してください。
曲中では、2コーラス目Aメロ頭の、ブリッジミュートしたギターの部分でのリバーブ音が分かりやすいかと。
スプリングリバーブはバネの跳ねるような「ピュンピュン」した音が特徴です。Logic Pro付属のリバーブ Space Designerにもスプリングリバーブのプリセットはありますが、Spring Boxの方が「ピュンピュン」感が強いので、こちらを使うことが多いですね。
最後に
あとはEXS24やUltrabeatでレトロっぽい音のサンプルを鳴らしたり加工したりして、今回の曲を作りました。
普段はシンセを多用した曲を作ることが多いですが、たまには今回のような生楽器系のアレンジをするのも良いかなと思いました。
また機会があれば、レトロ系の音楽を作ってみたいです!^^
Mitchie M のコメント:
バリトン・ギターはまたどこかで使いたいです!
【著者:Mitchie M @_MitchieM】
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