この前、SONYのCD/MDプレーヤー『LAM-Z03』を改造した記事を書きました。
その後、交換した部品がエージングされて、とても気持ちの良い音になりました!色々なCDをかけてリスニングを楽しみましたね。
そこで、「これはとことん改造してみよう」ということで、更に音質アップをしたので、その改造方法を書きたいと思います。
アンプ部、電源部の改造
アンプ部と電源部は、前回は大きい電解コンデンサしか変えなかったのですが、今回は小さいのも含め、全て音響用のコンデンサに交換しました。
正直「あまり音は変わらないかな?」と思っていたのですが、交換後は更に音に艶が出て、高域も伸びて、とても気持ちの良い音になりました。
やっぱ小さいコンデンサだからといって甘く見てはいけませんね。
あと電源基盤の一部のダイオードを、SBDの11EQS10に交換しましたが、こちらは効果があったかわからず・・・。
スピーカーの改造
で、今回大きく改造したのがスピーカーです。
前回はツイーターの電解コンデンサをフィルムコンデンサに変えたのみでした。
しかし、今回はまず配線材をBELDENの「8460」に交換
内部配線はもちろんですが、外部ケーブルが経年劣化で銅線むき出しの部分があったので、外まで8460を引き出しました。
ついでにプラグを金メッキのに変更。
あと、大音量で鳴らすと、スピーカーの上面がよく振動するので、鉛の制振テープを貼ります。
使用したのは東京防音の「P-50」
そして、スピーカーの中に吸音材を詰めました。使用したのは同じく東京防音の「ホワイトキューオン」。
家にこれの切れ端があったので、それを使いました。
この吸音材が便利で、厚さは1cmなのですが、薄く何枚か重ねているような作りになってます。なので好きな厚さに綺麗に分離できるのですよね。
材質は再生ポリエステルで、ペットボトルから作られてるそうです。環境にもやさしい!
この厚さならハサミでも簡単に加工できます。厚さは5mmくらいにして、スピーカーに詰めました。
で、フロントのスピーカー取り付けて
完成!
改造後の音の感想
で、本体のSOUNDモードをフラットにして、CDを鳴らしてみました。リファレンスCDは前回も紹介した、スティーリー・ダン「トゥ・アゲインスト・ネイチャー」
ってかこのCDを鳴らせば、どんな再生装置でも良い音に聴こえるという噂もあり。(^^;)
で、聴いてみると・・・
「おお、低音の膨らみが少なくなって締まってる!キックとベースの音が特に最高。解像度が上がってリバーブが綺麗にきこえるなぁ。」
あと吸音材を詰めたせいか、音に変なピークがなくなり、聴きやすくなったような気がします。
あと、ボーカルが前に出ている音源では、声の臨場感が出ましたね。
SONY LAM-Z03の潜在能力は高いです!まぁ相変わらず低音が大きいのですが、リスニング用の音の出かたなので、聴いてて気持ち良いのです!
ということで、改造を楽しませてもらいました!一応、本体の基盤も改造できなくもないのですが、面実装部品が多く、部品の交換がしにくいので、SONY LAM-Z03の改造はこれで終了にします。
【著者:Mitchie M @_MitchieM】
コメント
すごい!
こだわってますねぇ。
これでボカロはどんな風に聞こえるんでしょう?
特に、声が高くて硬めなリンとか低音が特徴的なIAとかテトがどんな風に聞こえるのかが気になります(*^_^*)
そういえばボカロは聴いてなかった・・・(^^;)
聴いてみます!
お疲れ様です
このケーブルは私も使っていますよ
サラウンドシステムのケーブルに
これを選びました、なかなか良いです、
歓声や反射音が自然ですっきりして
一皮むけた感じでこの金額で満足です!
ヤマハ密閉センターとは相性バッチリ
(10本のスピーカーに使用…コスパ良し)
これで愛Dee聴いたら泣いちゃいました
自分は初めて使ったのですが、細いわりに音がいいですよね!
さすがBELDEN!!^^
ベルデンのケーブル!
ゴッサムかベルデンかって迷った時に、お財布がベルデン推しでベルデンを買いましたw
BELDENは入手しやすいのですよね。扱ってるお店が多いです。