以前からチャレンジしてみたかった、ギターのフレット抜きにチャレンジしてみました。本当はフレット交換まで出来ると良いのですが、まだ知識不足なのでとりあえず抜くだけ(笑)
ということで、まずはフレットを抜くための工具「フレットカッター」が必要なので購入。こちらです。
HOSCOというメーカーのTL-FC190 。SOUNDHOUSEで3,520円(送料無料)でした。
▶︎ SOUNDHOUSE : HOSCO ( ホスコ ) / TL-FC190
フレットカッターって5千円以上するのかと思ってましたが、これは手軽に買えて良いですね。
HOSCOは他にもギター関係の工具を色々作ってますし、Made in Japan品質なので安心です。
では早速使ってみましょう。
フレット抜いてみる
まず、初めてフレット抜きをする方は、失敗しても良いギターで練習した方が良いかと思います。下手すると指板の木材が剥がれてしまうので。
自分はGrecoの実験台用ギターに犠牲になってもらいましたが、ハードオフとかでジャンク品を買ってそれを使えば練習になります。
あとは指板の木材によって多少作業工程が違ってくるので注意が必要。今回の実験台となったGrecoのストラトはメイプル指板。
メイプル指板はフレットを打ち込んだ後に塗装されているので、指板とフレットが塗装でくっついてるのですね。なので、まずはカッターナイフやデザインナイフを使って、指板とフレットの塗装を分離させます。
ローズウッド系指板だとこの作業は必要ないかと。
これが完了したら、フレットカッターをフレット下部と指板の間にはさみ込んで抜いていきます。
最初はフレットの端にフレットカッターを入れて行くのですが、最初の注意点はここですね。指板にフレットがめり込んでるとなかなかカッターの刃が入ってくれません。その時は指板に刃を押し付けて、何とか刃が入るようにしてください。
決してやってはいけないのは、フレットを掴んで持ち上げてしまうことです。これをやると指板の木材がめくれてしまいます。
で、刃がフレットの下に入ったら、カッターを握ればフレットが浮いてきます。
これを2mmくらいずつ横にずらして繰り返し、フレットのもう一端に向かってゆっくり抜いていきます。
そして、一番注意が必要なのでがフレットを抜く最後の端の部分。
ここは慎重にゆっくり行ってください。指板の木材が一緒に剥がれやすいです。
で、なんとか無事フレットが抜けました!
こちらが抜いたフレット。
指板に食い込んでる部分に三角形がたくさん並んで見えますが、これがスタッドといって、フレットと指板を固定するためのものです。強引にフレットを抜こうとすると、このスタッドが木材にダメージを与えてしまい、一緒に剥がしてしまうのですね。その失敗したパターンが下の画像です(汗)
やはりフレットの端はこうなりやすいですね。なので愛用のギターを傷つけないように、まずは実験台のギターで練習することをオススメします。
最後に感想
フレットを抜くこと自体は、慎重に行えば全然難しことはないと思いました。
YouTubeにフレット外しの参考になりそうな動画もいくつか投稿されているので、それを見て真似すれば大丈夫でしょう。
ただ、ここからフレットの交換となると、知識・経験や技が必要になりそうです。これはまた今後チャレンジしてみたいですね。
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【著者:Mitchie M @_MitchieM】
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