先月、フェンダー・ストラトキャスターのピックアップを「Texas Special」から「Pure Vintage ’59」に換装してみたので、そのレポートを書きたいと思います。
商品開封
ということで商品到着。
このピックアップを選んだ理由は、単純にビンテージな音が欲しかったというだけです。「Texas Special」はどちらかというと今風の音で、それそれで良いのですが、ビンテージな音とはちょっと言い難かったのです。
フェンダーからは他にも「Fat ‘50s」とかビンテージ系のピックアップが出ているものの、Fat系は今風に色付けされてて純粋なビンテージ・サウンドではないのですよね。
そこで50年代後期~60年代前半のストラトピックアップを再現した、このPure Vintage ’59を選択。その名のとおり、当時のピックアップを忠実に再現したピックアップとなってます。
では開封。
ピックアップは3つありますが、ちゃんとフロント、ミドル、リアで違ようです。抵抗値は5.9kΩと同じですが、ポールピースの出かたが微妙に違います。この順番を崩さないようにしてください。
ピックアップの高さ調整はネジとゴムチューブで行います。今はゴムチューブではなくスプリングであることが多いですが、この部分の素材で音が違うという話も聞きますね。ビンテージ・サウンドを突き詰めるなら付属のゴムチューブを使いましょう。
換装作業
それでは換装作業開始。
まずは弦を外して、
ピックガードも取り外す必要があります。
そしてピックアップ・セレクターとポッドにアースした配線のハンダ付けを除去すれば、元々付いてる「Texas Special」を撤去できます。この時、配線がどうなってたか忘れないように気をつけてください。
で、「Pure Vintage ’59」に付け替えます。
先述したようにピックアップにはフロント、ミドル、リアの区別があるので注意。
配線自体はシングルコイルなので難しくないです。元の配線を覚えていれば問題ないでしょう。
で、とりあえず換装完了!
あとは最後にピックアップの高さ調節を行ってください。
Pure Vintage ’59の音の感想
実際弾いてみた音の感想は、高域が出てクリアーになった印象。エッジがありアタックが出て抜けが良くなりましたね。
抵抗値が低く若干ローパワーなので今風の歪みの音が欲しい場合にはあまり向いてないかも。まぁ微妙な差だけど・・・。けどクリーントーンで使うなら超バッチリのサウンドです!
個人的にはすごく気に入ったので、これからはPure Vintage ’59 固定で使って行きます!
ちなみに「Pure Vintage ’59」と「Texas Special」の音の比較はこちらの動画が参考になりました。
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【著者:Mitchie M @_MitchieM】
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