以前にブログでも紹介した事があるのですが、私もたまに使うAudio Damageのフリーウェア・コンプレッサー「Rough Rider」。
ビンテージ感あるコンプのかかり具合いと太い音で定評のあるこのプラグインですが、最近再DLしに行ったところ、いつの間にかバージョン2にアップデートされてました!
前のバージョンの「Rough Rider」の画面はこんな感じでした。
それがバージョン2では、このようにシンプルに変わってます。
変更点について
主な変更点は、まず「ACTIVE」のパラメータがなくなり、代わりに「Mix」のパラメータが追加された事でしょうか。これにより原音とコンプ音を混ぜる比率を変え音作りが可能に。
あと、前のバージョンではパラメータの数値が書かれてなかったので、音は耳だけで判断する感じだったのですね。それが今回は各ツマミの下に数値が表記されわかるようになりました。これはありがたいですね!
ただ、ゲインリダクションについては相変わらずリダクション量が数値でわからないのが残念・・・。
そして、プリセットは5種類用意されてます。
プリセットは以前もありましたが、名前が全部変わりましたね。新しいプリセットでしょうか?
あと、注意点としては前のバージョンと今回のバージョン2は互換性がありません。
なので、バージョン1の「Rough Rider」を挿したプロジェクトを開いた場合、自動的にバージョン2には挿し替わりません。パラメータの分解能も変わってるようなので、その際は手動での再設定が必要です。
音について
音やコンプのかかり方については、聴いた感じでは前のバージョンと変わりない印象です。
ちなみに前のバージョンでは、再生してから最初に入力される音のコンプのかかり方が不安定になる現象がありましたが、それは今回のバージョンで改善されてます。
「Rough Rider」の音の傾向については、以前の記事に書きましたので、そちらを参考にしてもらえたらと思います。
ハイが落ちるビンテージ感ある音なので、かける楽器を選びますが、太い音が出るコンプです。興味ある人はDLしてみてください。
Mitchie M のコメント:
ヒップホップ系の少しローファイなドラムに合う音です
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【著者:Mitchie M @_MitchieM】
コメント
やはりこういうものの数値一つで曲の印象も大きく変わるのでしょうねぇ。
ほんと奥深いですね!
コンプレッサーは特に奥が深いのです。(^^;)