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CD『グレイテスト・アイドル』各曲のラウドネス値とトゥルーピークを調べてみた

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私のメジャー1stアルバム、Mitchie M feat. 初音ミク『グレイテスト・アイドル』

発売は2013年11月なのですが、当時はまだ音量感の基準であるラウドネス値についてはそれほど重視されていなかったのですね。

そこで、『グレイテスト・アイドル』各曲のラウドネス値とトゥルーピークを参考用に調べてみたので、ここに記録しておこうかと思います。

ちなみに、このアルバムのマスタリングを手がけているのは、ソニー・ミュージックスタジオの酒井秀和さんです!酒井さんはこのアルバム以外にもボカロ作品を多く手がけており、素晴らしい腕を持ったエンジニアです!

 
で、下記の表がその計測結果結果なのですが、ラウドネス値はBS.1770 Integratedです。

計測にはフリーで配布してるOrban Loudness Meterを使用しています。

Orban Loudness Meter

Free Orban Loudness Meter — Orban
FREE ORBAN LOUDNESS METER

『グレイテスト・アイドル』のラウドネス値とトゥルーピーク

 No.  曲名 ラウドネス値 (LKFS)  トゥルー・ピーク (dBFS) 
 1  FREELY TOMORROW -5.4 2.0
 2 アゲアゲアゲイン  -5.8 1.9
 3  愛Dee -5.6 2.0
 4  ビバハピ -5.6 3.4
 5  Bye Bye Blue Memory -6.5 2.0
 6  Aizu -7.2 1,9
 7  イージーデンス -6.2 1.9
 8 悲しみは愛情のように -6.9 2.1
 9  短気呑気男子 -6.4 2.3
 10  アイドルを咲かせ -5.5 2.9
 11   Believe [ver.HD] -5.6 2.1
 12  シティー・ボーイ -6.3 1.6
 13  Birthday Song for ミク -6.3 1.5

計測してみての感想

ラウドネス値は-5.4から-7.2LKFSと、意外に振れ幅が大きいのですね。ただ、一番小さい値のAizuはアルバム唯一のバラードなので例外的な感じですね。

平均値は-6.1LKFSといったところでしょうか?当時はまだ音圧戦争が活発だったのでこんなものですかね。(^^;)

トゥルーピークについては、これだけ音圧が高いにも関わらず、多くの曲が2.0dBFS前後に上手く抑えられてるのはさすがだと思いました。

 
Mitchie M のコメント:

 

今後のマスタリングの参考にします!

 

【著者:Mitchie M @_MitchieM

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