Audio-Technicaの定番コンデンサーマイク「AT4050」を購入したので、そのレビューを書きたいと思います。
「AT4050」は海外でも高い評価を得ている、日本国内のメーカーのコンデンサーマイクです。以前からぜひ使ってみたかったのです。
商品開封
ということで、商品が到着しました!
価格は2023年8月現在、SOUNDHOUSEで¥76,773。円安の影響で輸入機材が高騰する中、Audio-Technicaは国内のメーカーなので価格は比較的安定してます。けど今後値上げの可能性もあるので、必要だと感じたら即ゲットするのが良いかも・・・?
あと、商品の箱にマイクを分解した中身の写真が載ってるが興味深い。
これ、電解コンデンサを交換すれば高音質化できるかも・・・?
本体を見てみましょう。
外観は一つ下のグレードの人気機種「AT4040」とほぼ同じです。
けどAT4050は指向性が切り替えられるので、フロントにそのスイッチが付いてます。
これで全指向性、単一指向性、双指向性に切り替え可能なのですが、個人的には単一指向以外はあまり使う機会がないかな・・・。けどAT4050を一本持っておけばオールマイティに使えるのは良いですね!
で、背面には-10dBのPADスイッチと、80Hz, 12dB/oct.のローカット・スイッチがあり。
自分は録音時には常にローカットをオンにして録っているので、このローカットがあるのはAT4050を選択した理由の一つですね。
そして、マイクのネットの中には大口径ツイン・ダイアフラムが見えます。
正直、網目はあまり細かくないので、吹かれには少々弱そうです。けどそれは音を遮るものが少ないことを意味するので、良い音が録音できるでしょう。吹かれはポップガードでしっかり抑えれば良いかと。
そして、下の画像は付属のショックマウント。
マイクは上から差し込むだけで、作りはガッチリしてます。くれぐれもゴムバンドが伸びて劣化しないよう、未使用時はマイクスタンドから外して保管するのが良さそうです。
あと、マイク用のケースも付属。
こちらは持ち運び用と考えて、普段はタッパーに乾燥剤と一緒に保管するなど、湿気対策はしたほうが良いでしょう。
AT4050を使ってみての音の感想
で、実際録音にAT4050を使用してみての音の感想は下記のような感じでした。
- 解像度が高く音が立体的
- クセのないナチュラルな音
- 低域のしっかりした芯のある音
- ただし地味に感じる人もいるかも?
といった、巷の感想とほぼ全く一緒です。(^^;) けどやっぱ、AT4050の値段の半額くらいのクラスのマイクと比べると、音質が明らかに良かったですね。
「音が地味」というのも、個人的にはどうせミックスでEQするから色付けは不要なので、このAT4050のナチュラルな音はとても気に入りました。
ということで、AT4050は10万円以下で良いコンデンサーマイクを欲しい人にはコスパも良く、オススメの機材です!
なお、AT4050の音の比較動画はYouTubeにいくつか上がってます。購入の際は下記の動画が他社のマイクとも比較してて参考になったので、気になっている人は自分の耳で確めてみると良いでしょう。
商品リンク
▶︎ SOUNDHOUSE : audio technica ( オーディオテクニカ ) / AT4050 コンデンサーマイク
【著者:Mitchie M @_MitchieM】
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