前回、北海道千歳市の「サケのふるさと千歳水族館」に行った記事を書きましたが、水族館の後は同市にある支笏湖(しこつこ)を訪れてみました。
▼ 前回の記事
支笏湖とは北海道で3番目に大きい湖で、日本最北の不凍湖です。なので冬に行っても凍ってないはず。
「冬に湖に行っても、遊覧船に乗れないし寒いし面白くないんじゃない?」と思うかも知れませんが、この時期(2月上旬)は「支笏湖 氷濤(ひょうとう)まつり」という氷の祭典が開催中なのでこれが楽しみなのです。
それと、以前から湖周辺の山に興味があり一度行ってみたかったので、いつか登山するときのための下見も兼ねて今回行くことにしました。
支笏湖へのアクセス
支笏湖へはバスを使って、新千歳空港から約1時間ほどで行くことができます。
新千歳空港のバス乗り場「28番」から、北海道中央バスの支笏湖行きが出ています。
ただし1日4本数しか出てないので、逃さないように気をつけましょう。
途中「南千歳駅」「千歳駅」も通りますが、乗車時間が長いので、新千歳空港から乗って座って行った方が良いかと思います。
ちなみに空港のバス停は、到着ロビーから外に出たすぐの場所にあります。
今回は休日ということもあり満員でしたね。
冬の繁忙期だと15分前くらいに来て並んでると座れると思います。それと運賃は支笏湖まで1,030円。ICカードは使えます。
では出発。市街地を抜けて「支笏湖通」という道をひたすら走るのですが、広大な樹林地帯に入ると窓から見える景色が30分以上変わりません。永久ループに陥ってるのかと思うくらいでしたね。(^^;)
で、ようやく終点の支笏湖バス停に到着。
上の写真は帰りに撮ったものですが、この寒いのに駐車場はいっぱいで沢山の観光客が来てました。
帰りのバスまで3時間あるので、その間に支笏湖を楽しみます!
支笏湖観光レポート
まずはバス停から少し歩いたところに湖があるので行ってみます。
この周辺は「支笏湖温泉」という温泉旅館が多くあります。なので思ってたよりお店が多くありました。外の寒さに耐えられなくなっても飲食店に避難できます。
ちなみに、この日の気温はマイナス10℃!しかも風が強いので、体感温度はもっと低いかと・・・。素手の状態では1分も耐えられません。札幌でも最高気温がマイナス6℃という予報だったので、かなり寒いほうです。
そして3分ほど歩くと支笏湖に到着!
おお!でかい!!支笏湖は10年連続で水質日本一を誇る湖ですが、湖面に波が立ってるので水が綺麗かどうかはわからず・・・。また、ここの水は「支笏湖ブルー」といわれる青い水でも知られてます。よく見ると何となく青い感じはしますね。
で、周りを見渡すと山がすごい!南側には風不死岳(ふっぷしだけ)。
写真左の白い山は樽前山(たるまえさん)です!
山頂の溶岩ドームがよくわかる!活火山で周りに木が生えてないので真っ白!!牛乳プリンみたいだな(笑)。溶岩ドーム周辺は立入り禁止なのですが、いつか登ってみたい・・・。
そして北側の恵庭岳(えにわだけ)はというと、雪雲で見えない・・・。
この日は石狩地方に暴風雪注意報が出てたからなぁ・・・。北西側から雪雲が来て、天気がコロコロ変わるのがよくわかりました。
そして周辺地図を見るとこんな感じ。
現在湖畔広場の端にいるのですが、支笏湖温泉周辺は、湖沿いにそれほど歩けるところはありません。なので南側の親水広場まで歩いてみましょうか。
で、しばらく行くと「氷濤まつり」の会場がありました!
「氷濤まつり」については、また別の記事で書きたいと思います。中は今まで見たことがない氷の世界があって楽しかったですよ。^^
「氷濤まつり」は最後に寄るとして、引き続き歩いて鉄橋を渡り親水広場に入りました。
眺めはこんな感じ。
こちらは特に何もないですが、一番端まで行くと、下に降りて支笏湖の水に触れることができます。
水際まで来ました。さすが不凍湖。凍ってません!水温がどうなのか触って確かめたかったけど、素手でいるのが本当に辛いので諦めました(汗)
こちら側からの山の眺めも素晴らしいですよ。下の写真は紋別岳。
紋別岳は山頂まで舗装路が通っているので、いつか自転車で登ってみたい・・・。
では湖周辺は歩いたので、鉄橋付近まで戻って、丘の上の展望台に行ってみます。
傾斜のある雪道を登るのですが、一部凍ってて危ないです。
で、展望台に到着!
ここからの眺めはというと・・・
おお!恵庭岳が素晴らしい!!タイミングよく雪雲が去ってくれました。^^
ちなみに、展望台のある丘の上には「休暇村支笏湖」という、日帰り温泉のある宿泊施設があるので、お湯に浸かって温まって行くのも良いかも知れません。
では最後に「支笏湖氷濤まつり」に行ってみますが、それは次回の記事で。
まとめ
と、こんな感じで冬の支笏湖を楽しませてもらいました。思ってた以上に見どころが多くて、時間がなくて日帰り温泉に入れなかったのが悔やまれます・・・。
夏の支笏湖も良いかも知れませんが、冬は冬で厳しい寒さが体験でき、雪化粧した周辺の山を見ることができます。そして「氷濤まつり」の開催期間中なら、この時期でも十分楽しめるでしょう。
この後札幌に行ったのですが、支笏湖の寒さに比べたら札幌はたいしたことなかったです(笑)。素晴らしい景色と共に貴重な体験ができました。
Mitchie M のコメント:
新千歳空港からアクセスしやすいので、遠方から札幌雪まつりで来た人にもオススメ
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【著者:Mitchie M @_MitchieM】
コメント
Mitchieさんこんばんは(*´∀`)
冬場は新千歳空港28番バス乗り場を毎日利用してるまみりんですw
支笏湖行きの路線バスはインバウンド勢で平日でも混雑しているので始発の新千歳空港から乗車して正解ですね
確かに樹林帯の無限ループとも思えるアップダウンは支笏湖サイクリングを精神修行に変えてくれます(まみりんの場合クロスバイクの人にママチャリで同行したからかも知れないけど?)
恵庭岳登山途中見えるオコタンペ湖のブルーも綺麗なので是非
あら、だとするとご自宅の近くを通りましたかね?(^^;)
バス平日でも混んでるのですね・・・。
今回良かったので、またいつかオコタンペ湖とか支笏湖周辺の自然を楽しみに行きたいものです!
支笏湖を挟んで見る山々は障害物がないので綺麗に見えるんですよね~。もう少し西に足を延ばせば尻別岳や羊蹄山、ニセコ連峰等がありますよ~。美しい山です。
本当景色が綺麗でした!
ニセコ方面にはいつか行きたいですね!!
平成11年9月23日よりマイカーで妻と二人北海道旅行10月3日支笏湖温泉旅館宿泊の際に気象庁の方とお会いし樽前山が異常地震活動で地震計設置登山すると言われ私達も同道させて頂きました 奇しくも樽前山、山小屋管理人の先々代が私達(福井県勝山市)の隣の大野市出身と聞きご当人も大野、勝山市を訪れたと奇遇に驚かされました。山頂の広大なカルデラの中央に活火山の溶岩ドーム、至る所から活動の煙を吐き地を揺るがす音とマグマの真っ赤な活動をしている箇所を覗き見 地球の真底を覗いた感じでした。又 山荘で登山準備しているとき登山靴に履き替えているとき<リス>が靴の上に乗ってきました。可愛いいかったよ‼ほんの数秒だったけど 出来ればこの山小屋管理人の方(男性で今だと80歳台と思います)にアクセスしたいです。どなたか探してくれませんか?
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