初音ミク『ぶれないアイで』で使用した音源と機材を紹介

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先日メールにてこんな質問を受けました。

ぶれないアイで の中で使用されている機材と、どの箇所の音がどの機材なのかをお教え願えないでしょうか。
もしご面倒でしたら、曲の一番最初でなっている音は、なんという機材を用いた音なのかだけでもお教え願えないでしょうか。

個人的な質問にお答えするのは限界があるのですが、今回はブログのネタにもなりそうなので、この記事で『ぶれないアイで』で使用した音源と機材を紹介したいと思います。

『ぶれないアイで』について

まず『ぶれないアイで』の動画はこちらです。

素晴らしい映像のおかげで、YouTubeでは550万再生を超えまして、再生数では『ビバハピ』に次ぐ人気の曲です。

で、使用した音源ですが、基本はLogic Pro付属のものです。外部音源で使用したのは以下の3つだけです。

  • Native Instruments Massive
  • Arturia Mini V
  • Vienna Special Edition

これらをどの箇所で使用したのか、以下に書いていきます。

イントロ〜Aメロ

イントロからAで聞かれるコードの刻みは、Native Instruments「Massive」の音です。native instruments massive

EDMでは定番的な音ですね。楽曲中ではエンベロープやフィルター、そしてサイドチェインコンプを使って音を徐々に変化させてるのが特徴です。

「Massive」はNative Instruments「KOMPLETE」シリーズに収録されてるので、バンドルで購入した方がお買い得かも。

Native Instruments ( ネイティブインストゥルメンツ ) / KOMPLETE 11

ちなみに、自分もKOMPLETEで所有してますが、MassiveとKontakt以外はあまり使わないので、バージョン9で止まってます。(^^;)

▶︎ Native Instruments ( ネイティブインストゥルメンツ ) / KOMPLETE 11

Bメロ

Bメロからは雰囲気が変わり、色々な楽器が入ってきます。

まずはシンセベース。こちらはArturiaの「Mini V」です。

arturia mini-v

普段はMoog系の音だと、GForce「minimonsta」を使うことがほとんどです。けど今回は「Mini V」の方が楽曲に合ってたので、こちらを使用しました。

「Mini V」はArturiaの「V COLLECTION」に収録されてます。

 

ARTURIA ( アートリア ) / V COLLECTION 5

▶︎ ARTURIA ( アートリア ) / V COLLECTION 5

 あと、メロディーの合間に入ってくるシンセリードの音。こちらはLogic Pro付属のES2です。

logic pro es2

オシレーターシンクで音を作ってます。ちなみに、ES2はバックで薄く鳴ってる、シンセパッドのコード音にも使用してます。

そして次は、ディレイがかかったシンセブラスっぽい音。これは「Massive」です。

native instruments massive

Detuneで音に厚みをつけて鳴らしてます。こちらもEDMでは比較的定番な音ですね。

それと、Bメロ部分に限らずですが、ドラム関係は全てLogic Pro付属サンプラー「EXS24」で鳴らしてます。

logic pro exs24 mk2

鳴らしてるサンプルは付属のものではないですが。

あと、ギターに関してはテレキャスターを使用。アンプシミュレーターは「Amplitube」で、ORANGEをシミュレートした音で録リました。

サビ

サビはほとんどBメロからの楽器を引き継いでる感じです。新しく入ってくるのは、サビ後半で鳴るシーケンスっぽい音。こちらは「ES2」です。

logic pro es2

矩形波のLFOをピッチにかけて、徐々にボリュームエンベロープのディケイを上げて行き、変化を付けてます。

あと、3コーラス目のサビの前半はダブステップっぽい感じになってます。ウォブルベースなどに使用したのは「Massive」です。

native instruments massive

ここで聴かれるダブステ系の音は全て「Massive」です。

間奏

2コーラス目終了後の間奏部分。ここで鳴ってる人の声のようなリード音は「トーキング・モジュレーター」の音です。使用したのはJIM DUNLOPの「HT-1

jim dunlop ht-1

使用方法については省略しますが、ホースを咥えながら楽器を弾いて頑張って録音しました。(^^;)

JIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) / HT-1

▶︎ JIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) / HT-1

エンディング

楽曲の最後はAメロに戻って、ここではオーケストラっぽい感じのアレンジになってます。

使用したオーケストラ音源は「VIENNA SPECIAL EDITION」です。

vienna special edition

このブログでは何度も紹介してますが、「VIENNA SPECIAL EDITION」は、とりあえずオーケストラ音源が一式揃ってるので、これから「VIENNA SYMPHONIC LIBRARY」を使って見たいと思ってる人にはオススメです。

まとめ

ということで、こんな感じで制作しましたが、ダブステな音を除いてそれほど特別な音源は使ってません。なのでシンセ系は他の音源でも近い音が作れるのではないかと思います。

何か参考になれば幸いです。

 
Mitchie M のコメント:

 

この曲を作ってもう3年以上経ったのか・・・(汗)

 

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【著者:Mitchie M @_MitchieM

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コメント

  1. あゆみ より:

    お疲れ様です
    最後のエンディングのところの旋律素敵ですよね!
    あ、お話変わりますがDAM配信増えてうれしいです
    ぶれないアイでも入って欲しい…
    もっと色々DAMに入って欲しい…

    • Mitchie M Mitchie M より:

      ありがとうございます!
      そういえばDAMには入ってなかったですね・・・。(>_<) リクエストがあれば入れてくれるかも・・・?

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