先日、埼玉県寄居町の鐘撞堂山(かねつきどうやま 標高330m)にハイキングをしてきました。
鐘撞堂山は低山ではあるのですが、山頂からの展望が素晴らしく、駅からアクセスしやすいので人気のある山みたいですね。
平日に行ったのですが、休日かと思うくらい登山者の方々がいらしていて、この山の人気ぶりを実感しました。
鐘撞堂山 ハイキングコースと地図
当日歩いたコースと地図はこちらです。
東京都内から来る場合、東武東上線(あるいは八高線)の寄居駅で秩父鉄道に乗り換えて、一つ目の桜沢駅で下車するのが一般的なアクセス方法かと思います。ここがスタート地点になります。
帰りは波久礼駅で電車に乗れるので、まさに駅近登山なコースです。
コースの参考にした本は、いつもの山渓社の「埼玉県の山」。
ルートや所要時間が詳細に書いてあるので、登山計画を立てる手間が省け、重宝してます。
このコースを実際歩いてみると所々に観光名所があり、最後まで飽きずに楽しめました。登山道もよく整備されている山なので、初心者にもオススメですね。
ではその登山レポートを書いていきます!
鐘撞堂山ハイキング・レポート
まずスタート地点となる、秩父鉄道の桜沢駅に到着。この日の天気は快晴!
登山に関係なけど、桜沢駅の駅舎にある「桜沢みなの(鉄道むすめ)」のパネル。
小さい駅ではありますが、キャラの苗字はこの駅名からとっているのですね。ちなみに名前の「みなの」は皆野駅からですね。個人的にネーミングがツボってます(笑)
では、鐘撞堂山に向けて歩いていきます!まずは西側に少々歩いて八幡神社に到着。
下の画像が社殿。立派なしめなわですね!
で、この神社の裏側が登山口になってるので、境内の右奥にいきます。登山口ありました!
ここから登山スタートです。ちなみに「熊出没注意」の張り紙もありました。住宅地に近い山ではありますが念のため注意して行きましょう。
登り始めると、いきなり露岩混じりの急な道。
初心者向けの山と思ってたので意表を突かれました。
で、これを登りきると尾根筋に出て、小さなピークをいくつか越えていく感じになります。2つ目のピークが八幡山の山頂です。
展望はというとそれほど良いわけではなく、木立の間から遠くが見えるといった感じです。ではどんどん歩いて行きます。
登山道はというと良く整備されていて、分岐には道標が必ずあるので、迷うことはないでしょう。
エスケープルートもいくつかあるので、超初心者の人でも安心して登れます。
また、道の脇にはカタクリの自生地もあって、シーズン中には花を見ながらウォーキングを楽しめそうですね。
で、階段が出てきたら鐘撞堂山の山頂は近いです。
勾配がきつくなりますが登りきると鐘撞堂山山頂に到着!
展望台もあるので登ってみます。
その眺めはというと・・・
おお!関東平野の眺望が素晴らしい!!ここは鉢形城の見張り場だったらしいので、眺めは抜群です!
そして山頂にはその名前の通り「鐘」もありました。
で、ここのすぐ側からの展望も見事。
おお!榛名山が良く見える!!
この展望の良さが人気の訳なのですね。平日にも関わらず、山頂には続々と登山者の人が登ってきていました。
では、山頂の眺望を存分に楽しませてもらったので下山を開始。下りは円良田湖方面へ。
少々下山すると、途中から舗装路になります。
ヤマレコマップを見ると、下の標識があるとろを矢印どうりに行かず、直進すれば尾根ルートっぽいのですが・・・
今回は本に載ってるルート通りに行きます。
で、円良田湖が近くなると、少林寺 五百羅漢のある羅漢山登山口に到着します。
登山といってもそれほど時間はかからないので、体力などに余裕があれば行ってみても良いかと。
で、長い木段を経て15分ほど歩くと着きました。
石仏がたくさんあります!五百羅漢の名の通り、現存で510体ほどあるとのこと。道にずらっと並んでます。
少林寺まで行きたいのですが、ここから結構下る感じなので、途中で引き返し羅漢山山頂を目指すことに。
入口が分かりづらいですが、下の画像の標識のところを奥に進んで行けば着きました。
すると鳥居が。
で、その奥に行くと、たくさんの版碑のある広場が。ここが山頂のようですね!
この板碑は「千体荒神」といって、ここ以外にも参道に960個くらい並んでるとか!さすがそれは全部見なかったのですが、この山頂は独特の神秘的な雰囲気で、パワースポット感が半端なかったです!
では、登山口に戻って円良田湖に行ってみます。到着。
釣りやってますね!円良田湖はヘラブナ、ワカサギ釣りで有名です。
魚釣りはやってみたいけど、動かないから寒そうだなぁ。(^^;)
湖はそれほど大きくなけど、ボートやお店があったり結構いい雰囲気です。
桜の名所らしいので、春は来ればもっと楽しめるかと思います。
湖を見終わったら、波久礼駅を目指します。舗装路を歩いて、下の画像の場所を右へ。
すると渓流沿いの小さな道になるので、そこをしばらく歩いて、かんぽの宿に到着。
日帰り入浴もできるらしいので、あったまってから帰るのも良いでしょう。
自分は入浴しませんでしたが、かんぽの宿から少々歩けば波久礼駅です。到着!
これにて鐘撞堂山ハイキングは終了。所要時間は2時間半ほどで、歩行距離は7.9kmでした。
鐘撞堂山ハイキングの感想とまとめ
さすが人気の山だけあって、低山ながら展望も素晴らしく、見所もある楽しいハイキングができました。
一つ悔やまれるのは、「少林寺」を見てから円良田湖に戻ってもよかったかも・・・。まぁアクセスしやすい山なので、また機会があれば寄居駅から「大正池コース」で歩いてみたいですね。
※ 今回撮った写真はGoogle+にまとめてあります。▶︎ Google+
【追記:2017年11月24日】
きらッコノートさんのまとめ記事で、このハイキング記事を紹介して頂きました!
体力をつけたい介護士さんにオススメ!ハイキング・登山に関する記事まとめ|介護士さんのための情報サイト「きらッコノート」
Mitchie M の最後に一言:
次はこの近くの陣見山に登ってみようかな・・・
▼ 周辺のこんな山にも登ってます。
【著者:Mitchie M @_MitchieM】
コメント
おおっ!
このくらいなら自分でも行けそうです^^
寄居って自分が東京にいたころはかなり奥地の気がしたんですが、けっこう近場だったんですねぇ(^_^;)
行っとけばよかった(-_-)
今でも奥地ですがw、特急や快速電車ができたので、以前よりは速く行けるようになってると思います。^^
私も昨年冬に行きました。東側にあるほたるの里に駐車して鐘撞堂山登って一周しただけでしたが、雪が積もってカチコチだったのにも関わらず何人かと出会いました。
いいところですよね。
しかし、城や修行場みたいな山が好きなので昨年夏は嶽山にも2度登りましたし、岩櫃山にも行きました。栃木の方が多いのですが行動範囲が重なってて驚きです。
5年たっても作れない超ペーパーユーザーですがDTM関連の記事も楽しみにしてます。
おお、行きましたか!嶽山は自分はまだなのでぜひ登ってみたいですね!!
栃木県は何故か去年一度も行かなかったので、今年は積極的に訪れてみたいです。^^
今後ともよろしくお願いします!
麓に在る高校に通ってた時に行事でMitchieさんと全く同じルートを同じ科の学年全員でハイキングしました。。。w (割とMitchieさんと行動範囲が色々被りまくってるだけ?)
それくらいなので超初心者でも十分登りやすい山です。
人が居ない時は全く居ないのですが。。。(笑)
陣見山レポお待ちしてます。(頂上は…その手で喜びそうな方も居そうですが、一応伏せときます)
学年全員で来ると山頂は人でいっぱいになりそうですね。(^^;)
でも誰でも登るのでちょうど良い山ですよね!
陣見山のレポもアップしたので、よろしくお願いします!