PR

大小山・大坊山ハイキング。低山ながら好展望!露岩多く意外とハード [栃木県足利市]

記事内に広告が含まれています。

大小山 大坊山 ハイキング

 先日12月8日に、栃木県足利市にある大小山(だいしょうやま:標高313m)と大坊山(だいぼうさん:標高285m)にハイキングしてきました!

この山は関東平野の北の端にあるため、展望が抜群に良く人気があります。特に大小山は別名で妙義山とも呼ばれ、山頂からは360°展望が楽しめるのですね!

しかも標高は300mくらいの低山なので気軽に登れるため、初心者にもオススメです。

けど尾根道は露岩が多く、今回のように距離を歩けば中級者でも十分歩き甲斐のある山です。そのロングコースでのハイキングのレポートをしたいと思います。

ハイキングコースと地図

まず、今回のハイキングのルートと地図はこちら。

JR両毛線の富田駅からスタートして、まずは大小山へ。その後は小さなピークをいくつも越え、越床峠(こしどことうげ)を経て大坊山に登ります。

そして一度下山し、今度は大小山の南尾根を経由して富田駅に戻るルートです。

コースの参考にした本は、山渓社の「栃木県の山」。

この本はルートや所要時間が詳細に書いてあるので、登山計画を立てる手間が省け重宝してます。今回はこの本に載ってるコースを忠実に歩きます。

「栃木県の山」に掲載されている登山データは、以下のような感じです。

  • 技術度:☆☆☆
  • 体力度:☆☆
  • 参考コースタイム:5時間45分
  • コースの距離:13.0km

で、実際自分が歩いてみたところ、コースタイムは5時間6分歩行距離は14.92kmでした。

累積標高は登り722mだったので、低山ながら結構体力を使います。

けど歩行距離が長いので、大坊山を下山したら近くのバス停に行くか、街中を歩いてあしかがフラワーパーク駅まで歩いて終了しても良いかと思います。

区間別の所要時間など、詳細はヤマレコの山行記録に載せてあります。

ではレポートに行ってみましょう!

大小山・大坊山ハイキング・レポート

ということで、JR両毛線の富田駅に到着!

富田駅

GPSをオンにして早速スタート。

大小山(妙義山)へ登山

まずは線路を渡り北へ。

大小山 ハイキング

道標はありますが最初だけでした。しばらく行くと「大小」の文字が書かれた大小山が見えます。

大小山 ハイキング

ちなみに、この文字が書かれた場所の上が山頂というわけではないようです。

登山口が近くなると駐車場が。

大小山 駐車場

人気の山なので、台数は結構置けそうです。登山口のすぐそばにも駐車できます。

で、登山口に到着。

大小山 ハイキング

直進するとすぐ近くに阿夫利神社がありますが、ここは右折。道標に書いてある「妙義山廻り」というコースから行きます。

大小山 ハイキング

では登山開始!いきなり直登の急勾配が続きます。

それを登り切ると、あとはひたすら尾根筋です。

大小山 ハイキング

低山ながら意外と露岩地帯が多く、歩くのに少々時間がかかりすね・・・。その先には鎖場も。

大小山 ハイキング

途中の見晴台からは「大小」の文字が同じ高さに見えたので、山頂は近そう。

大小山 ハイキング

さらにその先にはロープ場あり。

大小山 ハイキング

油断すると危ないです。ちなみに、大小山山頂周辺では滑落事故も起きてるので、気をつけてください。

そして、これを登り切ると大小山(妙義山)山頂です!

妙義山 山頂

ここからは360°展望が楽しめるのですね!

大小山 ハイキング

紅葉はピークを過ぎた感じですが、関東平野方面や周辺の低山地帯がよく見える〜。

大小山 ハイキング

西側には赤城山も。

大小山 ハイキング

山頂は狭いですが、今回一番の眺望スポットです!

では一旦降ります。急勾配でロープ場もあるので、注意しながら下りましょう。

 

大小山 ハイキング

越床峠を経て大坊山へ

その先はピークをいくつか越え、露岩地帯も多く歩くので時間がかかります。気をつけるのは下の写真の「ガマ岩」のところでしょうか。

大小山 ハイキング

岩の上を行かずに、一旦下から巻いた方が良さそうです。

その先、越床峠手前の越床山では、ローソク岩への分岐があります。

ローソク岩 分岐

片道15分だそうなので、時間と体力があれば行ってみても良いかも。

そして越床峠に到着。

越床峠

ここから大坊山方面に行くと、山頂番屋という休憩所があるのですが、その手前はロープのあるきつい登りです。

大小山 ハイキング

何とか登ると山頂番屋に到着。

山頂番屋

ここには売店があり、飲み物はもちろん簡単な食べ物も売ってます。眺めも良いです!

山頂番屋

一休みしたら引き続き大坊山へ。まずは足利鉱山の裏を通ります。崖の下には採石場が。

足利鉱山

その後は小さなピークをいくつか越えて行きます。今まで歩いてきた尾根が見えて、眺望が見事。

大坊山 ハイキング

そして足利百名山の一つ「つつじ山」に到着。

つつじ山

ベンチもあり眺めが良いです。すぐ先には大坊山が。

大坊山 ハイキング

大坊山山頂手前の登りは露岩してるのがわかりますね。言わば岩場。

ではそこを登って行きます。

大坊山 ハイキング

登りきると大坊山山頂に到着!

大坊山 ハイキング

かなり広々とした場所です。というのもここには神社があったようですね。社殿の基礎も残ってました。歴史ある神社だったそうですが、落雷で焼失してしまったとか・・・。

では下山します。石段を降りると参道になってるので、そのまま下まで行けます。

大坊山 ハイキング

で、下山し終えたところには大山祇神社があり、一旦下山完了。

大山祇神社

大小山の南尾根稜線を経て富田駅へ

ここから先は少々住宅地を歩きます。

大小山 大坊山 ハイキング

下の写真は先ほど登った大坊山。下から見ると綺麗な台形をしてますね。

大小山 大坊山 ハイキング

そしてやまゆり学園まで歩くと、そのすぐそばに登山口があります。

大小山 大坊山 ハイキング

学園の前には自販機があるので飲料水を補給可能。あと登山者向けにクッキーなどを販売してるそうです。

では南尾根から再び大小山へ登ります。

大小山 大坊山 ハイキング

こちらもゴツゴツした感じの道ですね。さすがに一旦下山してしまうと少々疲労感が・・・。(^^;)

こちらからは大小山や、今まで歩いてきた尾根筋が見えて綺麗。

大小山 大坊山 ハイキング

そして南尾根稜線ピークに到着。

大小山 大坊山 ハイキング

ここから大小山山頂へは行かず、南側へ下ります。

大小山 大坊山 ハイキング

登山道は特に変わりなく、今まで通りの感じの道ですが、最後の下りは急なので気をつけてください。

大小山 大坊山 ハイキング

そして沢筋に出て少々歩くと、阿夫利神社に出て登山口に戻ってきました。

阿夫利神社

登山口の手前にはカフェがあるので、そこで休んでも良いかも知れません。

大小山 登山口

あとは富田駅まで歩いてハイキング終了!

感想とまとめ

コースタイムを見ると 、5時間45分と書いてあり「そんな時間かかるかな?4時間台で行けるんじゃね?」と思ってましたが、実際予想してたより時間がかかりました。

やはり露岩地帯が多く、歩きにくかったのが大きいですね。低山ですが、ちゃんとした登山靴で来ることをお勧めします。

眺望は素晴らしく歩き甲斐があったので、充実した登山が楽しめるでしょう。

 
Mitchie M の最後に一言:

 

あしかがフラワーパークは一度行ってみたい

 

▼ 周辺のこんな山にも登ってます。

三毳山(みかもやま)ハイキング。いちご山盛りのジェラートが美味しすぎた![佐野市・栃木市]
先日、栃木県佐野市/栃木市の三毳山(みかもやま)にハイキングに行ってきました。 三毳山は標高229mの低山ではありますが、最近では山が「みかも山公園」として整備され、多くの人に親しまれてます。 そして麓にある「道の駅みかも」の食べ物が美味し...
岩船山にハイキング!特撮物のロケ地で有名な一大霊山 [栃木市岩舟町]
先日、栃木県栃木市の岩船山(いわふねやま)〜太平山(おおひらさん)縦走のハイキングに行ってきました。 で、その岩船山がとても見所が多かったので、太平山までのハイキング・レポートとは別に、この山に絞った記事を今回書きたいと思います。 岩船山と...
岩船山〜太平山縦走ハイキング(馬不入山・青入山・晃石山経由) [岩舟町・栃木市]
先日の栃木県岩舟町・栃木市の岩船山〜太平山縦走ハイキングのレポートを書きたいと思います。 まず、今回登った山はというと、 岩船山(いわふねやま) 馬不入山(うまいらずやま) 青入山(あおいりさん) 晃石山(てるいしさん) 太平山(おおひらさ...
唐沢山・諏訪岳ハイキング。好展望の古城跡に登ってみた![栃木県佐野市]
先日、栃木県佐野市にある唐沢山(からさわやま:標高242m)と諏訪岳(すわだけ:標高324m)にハイキングしてきました。 唐沢山は山頂にある古城跡に建てられた唐沢山神社で知られている山です。そしてそこからの眺めが絶景だとか。 低山ではありま...
金山ハイキング。金山城跡は見応えあって展望も素晴らしい! [群馬県太田市]
新年早々、2018年の登山第一弾として、群馬県太田市にある金山(かなやま:標高239m)に、初詣も兼ねてハイキングに行ってきました。 金山は関東平野の端に位置する、独立した小高い山です。なので低山ながら周囲の眺めは抜群です! あと、この山に...

【著者:Mitchie M @_MitchieM

コメント

タイトルとURLをコピーしました