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大文字山登山。五山送り火の火床からの眺望が最高![京都府京都市]

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先日1月25日に、京都府京都市にある大文字山(だいもんじやま:標高465)に登山してきました。

大文字山といえば五山送り火の「大」の字で有名な山です。ここの火床はこの登山の見どころの一つです。

また、山頂からは京都盆地の展望が素晴らしく、そしてコースの終点には銀閣寺があるので、低山ながら充実した山歩きを楽しむことができました。

さらにコース上の蹴上インクラインは桜の名所なので、春に来るのもオススメの場所です。その登山レポートを書きたいと思います。

登山コースと地図

まず、今回の登山ルートと地図はこちら。

コースの参考にした本は、山渓社の「京都府の山」。

この本はルートや所要時間が詳細に書いてあるので、登山計画を立てる手間が省け重宝してます。今回はこの本に載ってるコースを忠実に歩きます。

「京都府の山」に掲載されている登山データは、以下のような感じです。

  • 技術度:☆☆☆☆
  • 体力度:☆☆☆☆
  • 参考コースタイム:3時間20分
  • コースの距離:6.3km

で、実際自分が歩いてみたところ、コースタイムは2時間39分歩行距離は7.28kmでした。区間別の所要時間など、詳細はヤマレコの山行記録に載せてあります。

ではレポートに行ってみましょう!

大文字山 登山レポート

ということで、スタート地点となる京都市営地下鉄東西線の蹴上駅に到着。

では早速スタート。

「ねじりまんぽ」と蹴上インクライン

まずは蹴上の信号を渡り「ねじりまんぽ」というトンネルをくぐります。

レンガ造りが味があります。名前の由来はトンネル内のレンガがねじれているからだとか。

おお、本当だ!ねじれてる!これは強度を上げるためにこういう構造にしてるそうです。

で、トンネルを出たらすぐに右折。

ここから「京都一周トレイル」の道標がありますが、山頂直前までこの標識に従って行きます。

そのまま行くとトンネルの上の道に出るのですが、そこが蹴上インクラインです。

インクラインとは傾斜鉄道の事です。京都〜大津の琵琶湖疏水を行き来する船を、ここの落差の大きい傾斜だけ鉄道に乗せて運んだそうです。現在は桜の名所として有名なので、春に来ると綺麗な景色が楽しめると思います。

そして近くの浄水場があるのですが、この大量の水は琵琶湖から来てるそうです。

日向大神宮

少し歩くと日向大神宮方面への階段があるので、そこを登り表参道の坂道を上がって行きます。

で、日向大神宮に到着。

▶︎ 日向大神宮

実は今回、京都に来るのは中学校の修学旅行以来だったのですが、やっぱ京都の神社は風格がありますね!

海外からの観光客が京都に来て喜ぶのがわかりました。市内にはもっと大きい神社がいっぱいあると思うと、やはり京都すごいな・・・。

そして、一番奥にある内宮の横から山に入って行きます。すると天の岩戸という開運厄除の岩くぐりがあるので、ここを抜けて山登り開始。

大文字山山頂へ

で、登山道歩きが始まったのですが、倒木がすごい!

これ2018年の台風21号の仕業です。根元から木が倒れて地面も一緒に横になってます。台風の力すごいな・・・。

現在はある程度整備されてて、通りにくい場所は倒木を切断して処理してあります。なので通行は問題ないでしょう。ただ一箇所だけ迂回路があったので、そこは案内に従ってください。

登山道は歩きやすく道標も充実してるので、迷うことはないかと思います。下の写真は七福思案処という分岐。

引き続き登って行きます。途中で見えた風景。こちらは山科区方面かな?

山頂が近くなると道標のない分岐に出ます。ここは左の広い道へ。

そして山頂直前に「東山45」という標識がありますが、ここはそれに従って左折せず直進します。

すると大文字山山頂に到着!

大文字山山頂と大文字焼きの火床

山頂からの眺めはこんな感じ。

京都の中心地が一望できます!これはいい眺め。

京都タワー発見。

ベンチもあり広い山頂なので、休憩にはちょうど良いでしょう。

ではここから少し下って、送り火の火床へ行きます。

登りの時より少し狭い道になりますが、少し歩くと到着!

おお、こちらは山頂より標高が低いものの視界が開けてて良いですね!

で、大文字焼きはこの並べられた四角い石の上で火を焚いてるのですね。上の写真は「大」の字の一番上の部分から撮ったもの。

下に降りると、「一」と「人」の交わる部分があります。こここの火床は十字になっていて大きいです。

そのすぐそばには礼拝所が。

下の写真は右はらいの部分。火床が下まで続いてます。

下の写真は右横のとめの部分。

こうして見るとやはり「大」の字は巨大ですね!ここは眺めも良いので来てみる価値ありです。

下山。銀閣寺前バス停へ

ここから下山路は階段が整備されてるので、そこを降りて行きます。

そして千人塚に到着。

あとは銀閣寺の裏山的なところを歩いて、銀閣寺前バス停まで歩きます。

銀閣寺の前の道はお店が並び観光客で賑わってました。で、バス停に到着。

ちなみにこの先の信号を左折して、大きい通りを少し南に歩いたところにもバス停があります。そこは5分おきくらいの間隔で京都駅行きバスがあるので、そちらで乗っても良いでしょう。料金は市内どこでも230円です。

これにて登山終了!

銀閣寺に寄ってみた

せっかくなので、引き返して銀閣寺に寄ってみました。ここは中学校の修学旅行以来です。(^^;)

有名な観光スポットなので詳細は省きますが、やっぱここの日本庭園は素晴らしいですね!大人になると魅力がわかります(笑)

銀閣寺 | 臨済宗相国寺派
正式名称を東山慈照寺といい、相国寺の塔頭寺院の一つ。名の由来は金閣寺に対し、銀閣寺と称せられることとなったといわれています。

感想とまとめ

京都の中心地から近い山なので、観光のついでに登ることができるのも魅力ですね。

送り火の火床に行くには銀閣寺方面から登った方が、道が整備されてて楽にアクセスできます。

 
Mitchie M の最後に一言:

 

京都府は標高1,000m以上の山はないけど、魅力的な低山が多そうです!

 

▼ 近畿地方のこんな山にも登ってます。

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【著者:Mitchie M @_MitchieM

コメント

  1. 雪板 より:

    京都行っても山に登るとはさすがです・・・!(゜д゜)オオー

    自分は弾丸旅行だったのでさすがに銀閣寺や大文字山までは行けませんでした><

    ただ二条城天守跡から遠景ながら大文字山は見つめてました!
    3時くらいだったと思うのでもしかしたらミッチー先生が見えてたかも?(見えない)

    • Mitchie M より:

      京都にいらっしゃってたのはTLで拝見してました(笑)
      京都は見どころが多くて、1日じゃ物足りないですよね。(^^;)