最近、新型コロナウィルスの感染防止対策で注目されている、二酸化炭素濃度計(CO2モニター)。
これはどれだけその空間の空気が換気がされているのかの指標として用いられてます。換気されていなかったり、人が多かったりすると二酸化炭素の濃度が上がりますからね。
そんな今話題の二酸化炭素濃度計を、自分も買ってみることにしました。自分はコロナ対策というよりは作業部屋の環境改善が目的です。換気がどれくらいされているかはモニターしてみないと分からないですからね。
その二酸化炭素濃度計の購入&使用レポートを書きたいと思います。
C.H.C.System マーベル001
で、今回購入した二酸化炭素濃度計はこちらです。
C.H.C.Systemという会社のマーベル001。
自分は初めて知ったメーカー名でしたが、ちゃんとした日本の企業で、自治体にも同機を納品してます。なので品質は安心かと。
大阪府泉佐野市へ当社CO2モニター『マーベル001』600台納品させていただきました!!ありがとうございます🙏
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二酸化炭素濃度計は粗悪品が多いようなので、ちゃんと調べてから購入することをオススメします。
ちなみに、厚生労働省ではNDIR方式CO2センサーを搭載した二酸化炭素濃度計を推奨してます。もちろんこのマーベル001もNDIR方式です。
なお、一般的なNDIRセンサーは定期定期に校正が必要なものもありますが、マーベル001は測定誤差が少ないようで、校正作業が必要ないのも選んだ理由の一つです。
ということで、商品到着!
Amazonで19,088円でした。では開封してみます。
こちらが二酸化炭素濃度計の本体。
ボタンはミュートボタンのみのシンプル設計。電源スイッチもなく、電源ケーブルをUSBやコンセントに挿すとオンになります。
裏面は自立用の足が出るようになってます。側面下にあるのがmini USB端子で、ここに電源ケーブル(USBケーブル)を接続します。
こちらが付属のケーブル関係。
全体的にすごくシンプルなので扱いやすいと思います。本体のデザインも個人的には気に入ってます。
マーベル001で二酸化炭素濃度を測ってみた
では早速二酸化炭素濃度を測ってみましょう。
まず電源をオンにすると、計測まで1分ほど時間を要します。
なお、本体前面にある3つのランプは二酸化炭素の濃度によって色別に光るようになってます。下記のような感じです。
- 緑ランプ:800 ppmまで
- 黄ランプ:800〜1000 ppm
- 赤ランプ:1000 ppm以上
屋外の空気中の濃度がだいたい400ppmくらいとのこと。で、換気の悪い室内で計測すると濃度が上がって行き、1000 ppmを上回るとアラームが鳴る仕様です。この音はMUTEボタンで鳴らないように設定することもできます。
アラームの鳴る値は変更できないですが、この1000 ppmという値は、厚生労働省も推奨する換気基準なのでちょうど良いかと思います。
で、1分経過すると二酸化炭素の濃度が表示されました。いきなり黄色ランプが点灯!
そんなに狭い部屋ではないのですが、一人だけでも換気してないと濃度が上がるものですね(汗)
で、換気したら数値が下がって緑色のランプが点灯。
基本的には1000 ppmまではクリーンな空気ということなので、黄色ランプが点灯したら換気した方が良さそうです。
濃度がさらに上がって1500 ppmとかになると眠気や倦怠感を感じる可能性もあるそうなので、気をつけてください。
使ってみた感想
換気のタイミングってこういうモニターがないと分からないので、これは便利ですね!1、2分窓を開けただけではあまり換気されていないのが良く分かりました。
あと起床時は1000 ppmを上回っていることが多いので、就寝前に換気してから寝た方が睡眠の質が上がるかも。
また、音楽制作をやってる人は、防音対策で換気の悪い部屋に長時間いることも多いと思うので、二酸化炭素濃度計を一台置いておくことをオススメします。温度と湿度も表示されるので便利ですよ。
クリーンな空気を吸っていれば作業が捗るかも知れません。もしかしたら音楽機材を買うより効果的かも (^^;)
Mitchie M のコメント:
これは一部屋に一台欲しい!
【著者:Mitchie M @_MitchieM】
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