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レビュー

『LG 360 Cam』360度全天球カメラの使用感レビュー

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先々月に、LG社の360度(全天球)カメラ「LG 360 Cam(LG-R105)」を購入したので、その商品レビューを書きたいと思います。

このブログの登山記事で数回、360度パノラマ写真を掲載しましたが、実はこの「LG 360 Cam」を使って撮影しています。

lg 3360 cam 360度vrカメラ

▶︎ LG 360 Cam (R 105): Compact 360 Camera | LG USA

ちなみに、一番メジャーな360度カメラは、リコーの「RICOH THETA S」かと思います。

けど「LG 360 Cam」を選んだ理由としては、

  • 低価格
  • 軽量でコンパクト

というのが個人的には魅力でした。

あとGoogleのページで、ストリートビューの撮影用機材として紹介されていたのが大きかったですね。

screenshot 2017-03-31 22.52.18.jpg

▶︎ ストリートビューを手軽に作成 – Google ストリートビュー

なので「LG 360 Cam」はアプリと連携して、ストリートビューの撮影と投稿ができます!

 で、何度かこのカメラを使ってみて、使用感もわかってきたので、その感想を書いて行きたいと思います。

LG 360 Cam の開封

ということで、まず商品が到着!

Lg360cam

価格はAmazonで2万円しなかったのです。なので 3万円近くするRICOHのTHETA Sよりは、手軽に購入できます。

コンパクトなので箱も小さいですね。付属品はというと、

lg 360 cam

  • LG 360 Cam 本体
  • USBケーブル
  • 取扱説明書

です。今回購入したのは海外直送品です。説明書に日本語の表記はありません。けど操作は簡単なので、おそらく問題ないかと思います。

そして本体はこちら。

lg 360 cam

本当コンパクトです!余裕でポケットに入るくらいの大きさ。

そしてグレーのプラスチック製のカバーが付属してます。なので専用ケースを別途購入する必要はありません。

で、実は、手持ち撮影の時にこのカバーを着けて撮ると、自分の手の写り込みが軽減できるのです!装着するとこんな感じ。

Lg360cam case

手がなるべく写り込まないように、持ち方も工夫すると良いでしょう。

本体の操作は、撮影ボタンと電源ボタンの2つのみで行うシンプルなものです。

lg 360 cam

本体側だけで写真と動画の撮影ができるので、操作は特に難しい事はありません。

底面はこのようになってます。

lg 360 cam

USB端子とmicro SDカードの挿入口です。撮影した写真や動画はSDカードに保存されます。カードが挿入されていないと撮影できません。それと、micro SDカードは付属してないので、別途用意してください。

あと画像では蓋で隠れてますが、スタンド取り付け用のネジ穴もあります。

使用感レビュー

まず、LG 360 Camの基本的なスペックはこんな感じです。

  • デュアル13 MP広角カメラ搭載
  • 2Kのビデオ録画、16 MP球面画像のサポート 
  • 3つのマイクを搭載し、5.1チャンネルサラウンドに対応 
  • アンドロイド5.0以降、およびiOSの8以降に対応
  • 本体重量102g(ケース込み 実測)

自分の使用用途では十分なスペックでした。

ただ注意が必要なのは、アンドロイド5.0以上対応なのですね。

自分のスマホはアンドロイド4.4で、5.0にできなかったので「LG 360 CAM Manager」という機能マネージメントアプリが使用できませんでした。(>_<) 同じようなスマホを使っている方は注意してください。

けど「LG 360 CAM Manager」が使えないと、カメラも使えないということではありません。細かい機能設定ができないだけなので、自分は今のところ問題なく使えてます。タイマー撮影ができないのは多少不便ですが・・・。

 
画質については、他のブログのレビューでも書かれてるように「RICOH THETA S」よりは若干劣るかなという印象。360度写真は2枚の180度写真を繋げてるので、つなぎ目が多少気になる感じです。

でも自分は写真をブログに載せるだけなので、ほとんど気にならないレベルの差です。ちなみに、動画の画質は「LG 360 Cam」の方が良いらしいですよ。

サンプルの写真はこちら。

Googleストリートビューとの連携

先ほども述べたように、Googleストリートビューは「LG 360 CAM」をサポートしてます。なのでストリートビューのアプリから直接撮影と投稿ができます。

▶︎ Google ストリートビューを App Store で

▶︎ Googleストリートビュー – Google Play の Android アプリ

やり方は簡単です。まずスマホと「LG 360 CAM」をWI-FI接続。

そしてストリートビューアプリを立ち上げて「360°カメラにリンク」を選択。

ストリートビュー 360度

そしたら、画面の右下にカメラ撮影のボタンが出てくるので、それを押してください。

Streetview lg 360 cam

これで撮影した写真がスマホに転送され、ストリートビューに360度写真が投稿されます。

実に簡単に撮影と投稿ができます。けど、全天球写真は撮影者やカメラスタンドが写り込むので、一度編集してそれらを消してから投稿するのが、綺麗な写真をアップするコツです。

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まとめ

ということで、個人的には機能設定アプリが使えなかった事以外は「LG 360 Cam」を購入して良かったと思ってます。

特に自分が使う用途での登山やサイクリングでは、荷物はなるべく軽量コンパクトな方が良いので、この商品はちょうど良いです。

初めて360度(全天球)カメラを購入する方で、「RICOH THETA Sはちょっと高いな」と思っている人は、こちらを検討してみてはいかがでしょうか?

Mitchie M の最後に一言:

 

360度カメラの撮影は単純に楽しいですよ!

 

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【著者:Mitchie M @_MitchieM

コメント

  1. @大佐 より:

     こういう電子光学機器があったことすら存じていませんでした。
    昔は、一眼レフに広角レンズを付けて、三脚固定で、360度撮影して、後で貼るしかありませんでした。
    凄い時代ですねー。

     これは、山岳愛好家にはたまらないと思います。きっと。

  2. 夢幻キリコ より:

    LGって確か韓国の現代(HYUNDAI)ですよね?
    韓国製品の性能も上がってきてるんですねぇ。
    日本製品が海外であまり売れなくなっているのもわかります。

    360°カメラってそんなに軽量なんですね!
    びっくりです。

    あ、あと前回のお返事ですが、三春の滝桜は毎年観に行っていましたがとてもすばらしいですよ!
    周囲になにもないので1本だけなのですが、その大きさがとにかく迫力あります。
    ぜひ1度生で見てみてください。
    ついでに夏井渓谷に寄っていくのもいいですよ^^
    トレッキングには最高です。

    • Mitchie M より:

      海外製品のクオリティーも高いですし、日本の製品との価格差ほど性能の差がそれほどないのですよね。競争が大変でしょうね。(>_<) 三春滝桜の情報もありがとうございます!

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