最近、登山時に360度パノラマ写真をよく撮ってます。
360度カメラ(全天球カメラ)は全方位が撮れて非常に便利です。が、一方でタイマーや遠隔操作機能を使わない限り撮影者が写り込んでしまうという部分もあります。
そこで、今回は全方位カメラを手持ちで直接撮影した場合に、撮影者の姿を消す方法を紹介したいと思います。
撮影者の姿の消し方
まず、解説に使うサンプルはこちら。先日の関八州見晴台の写真です。
このままだと分かりづらいですが、カメラを持ってる指を中心に、撮影者が思いっきり写ってしまいます。
ちなみに撮影時はなるべく写り込まないように、カメラを持った手を上に伸ばし、真っ直ぐに立ったポーズで撮影してます。この姿が人に見られてると恥ずかしい・・・。(^^;)
で、この自分の姿を消します!使用するのはPhotoshopです。
まず、写真の画像を読み込んだら、イメージ >> 回転 >> 180° を選んで、画像を回転。
そしたら、これをフィルターをかけて変形します。フィルター >> 変形 >> 極座標 で、「直交座標を極座標に」を選択。するとこうなります。
これで撮影者の姿を把握しやすくなりました。
あとはスタンプツールで消すという地道な作業です。(^^;) なので、うまく消せるかは地面の模様とかにもよると思います。今回のような土や草の上は比較的消しやすいですね。
で、完全に消せました!ちょっと荒っぽですが(汗)
あとはこの写真を元の形状に戻します。
フィルター>>変形 >> 極座標 で、「極座標を直行座標に」を選択。
イメージ >> 回転 >> 180° で回転。
これで編集作業完了!
この写真を埋め込んでみたのがこちら。
消し方が雑なので地面に編集跡が出てますが(汗)撮影者が写ってない方が景色が綺麗に見えますね。^^
まとめ
最初にも述べましたが、なるべく編集を少なくして綺麗に撮るには、スタンドとタイマー機能と使った方が良いかなと思ってます。
けど、手持ち撮影のメリットとしては、
- 準備なしですぐに撮影ができる。
- 上に手を伸ばした高い位置から撮影できるので、見渡しの良い写真が撮れる
- カメラスタンドを持ち歩く必要がない
ということが挙げられます。
とはいえ、実際にまだタイマーや遠隔操作での撮影は試してないので、それもやってみたらまた報告したいです。
Mitchie M の最後に一言:
全方位カメラは無差別に撮られるので、顔出ししてない人にとっては脅威です。(^^;)
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【著者:Mitchie M @_MitchieM】
コメント
難しそうですが、上手く作れたら、MMDで、使えるかもですー。
球面にテクスチャで貼れるみたいですよ。^^
脅威ww
確かにそうかもですね。
それにしても便利だなあとは思っていましたが、意外と地道な作業が必要なんですねぇ。
いつもありがとうございます^^
画像編集は素人なので綺麗に消すのが難しいです。(^^;)