昨日5月6日に開催された、自主制作漫画誌展示即売会の「コミティア」に行ってきました。
即売会といえば「コミケ」が有名ですが、「コミティア」はまたそれとは少し違うようです。
コミケとコミティアについて調べたところ、主な違いは
- コミティアはオリジナルオンリーで、二次創作は禁止
- コミケが年2回開催に対し、コミティアは年4回
- コミティアの参加サークル数は、コミケの約10分の1
といったところでしょうか。
こうして見ると、コミティアは規模の小さいコミケのような感じです。しかし実際行ってみたところ、コミケとはまた違う魅力がある印象でした。
会場の写真を交えながら、その事を記事に書きたいと思います。
コミティア120に潜入
ということで、今回はコミティア120になります。会場はコミケと同じ東京ビッグサイト。
コミケでは一般参加の人は無料で入れますが、コミティアは入場に通行証としてカタログが必要です。
これは入口で1,000円で購入できます。
ちなみに、このカタログが売り切れると、フリーで入場できるようになります。今回は14時に行ったのですが、15時前にはフリーになりました。
で、会場に入ってみると・・・。
おお、会場は東館の3ホール分ではありますが、普通にコミケ並みの混雑です!
ちなみに、コミティアはコスプレが禁止されているそうなので、お祭り感はなく、真剣な創作発表の場という雰囲気です。
サークルスペースの雰囲気は、それ以外は特に他の即売会と大きく変わりません。けど、さすが自主制作漫画誌に特化したイベントだけあって、会場の端では企業が絵の描き方のセミナーをやってたり。
あと面白かったのは、出版社の編集部の人が会場に出張してきて、持ち込みの漫画を読んでくれるのですね!
持ち込んだ人は、編集部の人から率直なコメントを受けたりするんですかね?(^^;)
これはレコード会社がM3みたいな即売会でやっても面白いかも。デモ音源を持ち込んで聴いてもらえるとか?
それはいいとして、コミティアの規模を見ると「漫画家になるのって狭き門なんだな・・・」と感じましたね。
あと会場には見本誌を読めるコーナーがあったり。
他には画材や、漫画を描くための素材が販売されていて、「漫画を描く人のためのイベント」という感じがすごくしました。その辺がコミケとは少し違っていましたね。
まとめ
ということで初めてのコミティアでしたが、会場を回ってみて、日本のマンガ・カルチャーの凄さと人気ぶりを思い知らされました。
コミティアはオリジナル勝負の場なので、質の高いオリジナル作品を求めている人にとっては、コミケ以上に魅力があるのだと思います。
そして「漫画の何が多くの人を惹きつけているのか?」を考えてみる事は、音楽を作っている身としても意義のある事だと思った次第です。
Mitchie M のコメント:
絵のうまい人って本当尊敬します!
【著者:Mitchie M @_MitchieM】
コメント
コメント欄では初めまして。Twitterフォローさせて頂いてます。
私も去年の夏のコミティアに初めて一般参加したのですが興味深い本を多数入手出来ました。
コミティアではボカロ曲のCDも頒布可能なので、もし参加される際はぜひ頒布のご検討を…。
コメントどうもありがとうございます!
ボカロって大丈夫なんですね!てっきり二次創作に分類されてダメなのかと思ってました。(^^;)
COMITIAのFAQにも明記されてます(通常のDTMソフトの音源と同じ扱いとのこと)>頒布可能:https://www.comitia.co.jp/faq/index.php?mode=ct&ct=040000
もし参加される時は(夏開催時なら一般参加可能なので)馳せ参じさせて頂きます(・∀・)
自分も公式サイトで確認しました!
ボカロCDを頒布する場の選択肢のひとつになりますね。^^
Mitchieさんこんばんは( ´∀`)
小学生の頃自由帳に漫画を描いて友達に読ませてたまみりんです。
がストーリー展開はまずまずでもいろんな角度の顔が上手く描けなくて残念な作品になったという(笑)
編集者の人にアドバイス貰えるとか才能ある人のデビューの足掛かりになるかもですね。編集者の人にとっても新人発掘のチャンスだろうし。
(そうだ!コミケといえば、先月行った念願の米沢嘉博記念図書館面白かったです!)
今になって漫画の描き方の本とか読むと、本当奥が深くて感動しますね!
漫画界は音楽以上に厳しい世界なような気がします。