一昨日(11月17日)、大阪のフェスティバルホールで開催された「初音ミクシンフォニー2017」にお越し頂いた皆様、本当にどうもありがとうございました!
大盛況で3度のスタンディングオベーションがあり、お陰様で素晴らしいコンサートになったと思っております。
今回自分はテーマ曲の「未来序曲」で、ほんの一部を担当させてもらっただけではありますが、皆様にお礼申し上げます。
昨年と比べての感想
今回の大阪公演は、昨年の東京公演とは会場も演奏する楽団も違うので、単純な比較はできないのですが、前回と比べての感想をいくつか書いてみたいと思います。
まだ11月29日の東京公演も控えてるので、ネタバレしない程度で簡単に。(^^;)
演奏内容について
まずプログラムですが、昨年は「全員が知ってる有名なミク曲」という構成だったような気がします。そのため、比較的BPM(テンポ)が速めの曲が多くなり、演奏者の方々も大変そうだった記憶が・・・。
けど今回は「オーケストラが演奏して映える曲」が選ばれてるような気がしました。なので「この曲を演奏するのか!」と、個人的に意外だった曲もありましたね。
けどそれが見事にハマっておりまして、昨年に比べオーケストラの音の魅力を引き出すことができていたと思いました。個人的にオススメな曲は「四季折の羽」です!
ちなみに、大阪公演の「ボカロP ピックアップコーナー」で取り上げられたのは、ジミーサムPさんの楽曲でした。以下の3曲です。
- From Y to Y
- Reboot
- Starduster
アレンジは3曲全て鹿野草平さんが手がけております。鹿野さんは昨年も参加されていて、今回他の楽曲でも素晴らしいアレンジを聴かせてくれました!
アレンジャーさんがそれぞれ担当した楽曲は、東京公演が終えてから改めて紹介したいと思います。
また、指揮者の栗田博文さんも今年で2回目ということもあり、お客さんの反応の仕方や会場の雰囲気をよくわかっている感じで指揮をして、盛り上げてくれてる印象でした。演出面にも気を使ってくださる方なので、映像化される東京公演での指揮も楽しみです!映像化については後ほど。
未来序曲について
そんな中でオープニングとして演奏された私の「未来序曲」。今回はフルバージョンだったので4分間ドキドキしながら聴いてました。(^^;)
実は昨年の演奏を参考に、今回アレンジを改良したのですね。例えばイントロで吹くブラスの本数を増やしたり、可能な範囲でオーケストラの迫力が出るよう、同時に鳴らす楽器数を増やしてます。
特に今回の大阪公演では生音での演奏なので、音量感には気を使ったのですが、結果として自分の満足する音が得られました。
これも大阪フィルハーモニー交響楽団の皆様が素晴らしい演奏をしてくれたお陰です!どうもありがとうございました!!
まとめ
まだ東京公演が控えてるため、簡単なレポートで申し訳無いのですが「初音ミクシンフォニー2017」は昨年の手応えを参考に、さらにパワーアップしております!
今回もプロデューサーとして、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社の佐々木渉さんと共に名を連ねてる、ワーナー・ミュージック・ジャパン株式会社の池田俊貴さんのプロデュース力が光ってた印象です。
池田さんEXIT TUNES時代からボカロ関係を手がけてた経験が、音楽のみならずコンサート全体に感じられる内容でした。ボカロシーンを熟知している方なので、ファンの皆様に楽しんでもらえること間違いなしです!
大阪公演でのお客さんの反応から、東京公演はさらに期待できそうなので、まだ行くか迷ってる方はぜひTwitterなどで実際に行った方の感想を調べて、参考にしてみてください。
「初音ミクシンフォニー2017」映像化決定!
そして、その東京公演の映像が、2018年3月7日に発売されることが決定しました!また、このオーケストラライブCDも同時発売となります。
▶︎ 『初音ミクシンフォニー2017』東京公演が映像作品に オーケストラライブCDも同時発売 – Real Sound|リアルサウンド
映像作品はBlu-rayでの発売で、オーケストラライブ CDの初回盤には、大阪公演ダイジェスト映像のDVDが付くようです。予約も既に開始となってます!
そういうことで、映像作品となる今度の東京公演は、かなり気合の入った演奏になるのではないかと予想してます。
11月29日の東京公演にいらっしゃる皆様、どうぞよろしくお願い致します!!
Mitchie M のコメント:
ボカロの「音楽」の部分に焦点を当てたこのコンサートを楽しんでもらえるのは、本当嬉しいです!
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【著者:Mitchie M @_MitchieM】
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