Logic Pro X 10.2にアップデート。ソフトシンセAlchemyが優秀！

一昨日ですが、愛用しているDAWソフト『Logic Pro X』の10.2アップデートが公開されました！

▶︎ Mac App Store – Logic Pro X

今回の目玉は何といってもソフトシンセAlchemyがLogic Proに統合された事です。

元々このソフトはCamel Audioというメーカーの音源だったのですが、Appleが会社を買収したそうです。なので今後の付属音源開発にも期待できそうな予感。

こちらがそのAlchemyの画面。

制作のタイミングの問題でまだは使っていないのですが、結構優秀そうです！

そもそも、今までのLogic Pro付属ソフトシンセには若干不満がありました。それは以下の3点です。

◆ エンベロープの変化が直線的
◆ LFOにサイン波がない
◆ EXS24はサンプルの音程を変化させると音の長さも変わる

 で、今回からAlchemyを使う事により、この問題は全て解決されそうです。エンベロープは指数関数的な変化になり今風の音です。サンプルもAlchemyに読み込めば、音程を変化させても音の長さは変わりません。

オシレータも４つありますし、かなり凝った音作りができるでしょう。これから使い方を覚えるのが大変です。(^^;)

あとバグ・フィックスの話ですが、前回のバージョンのLogic Proでは、バウンス時にマスターにプラグインが挿さっていると、書き出したファイルにそのレイテンシーが補正されないバグがありました。が、今回のアップデートでそれは直ってました。

だいぶ長い事待ったアップデートのような気がします。しかしそれだけの甲斐はありました。制作で使うのが楽しみです。^^