おりたたみ自転車のCARACLE-Sといえば、BROMPTONと比較されることが多いのです。
が、自分はbd-1を所有しているので、ここでCARACLE-Sとbd-1の折りたたみの比較をしてみたいと思います。
CARACLE-Sとbd-1の折りたたみの比較
形状
まずは、CARACLE-Sとbd-1の形状の比較です。その2つを折りたたんで並べたのがこちら。
手前がbd-1、奥がCARACLE-Sですね。やはりCARACLE-Sは世界最小だけあって小さいです!
この角度からだと写真の遠近感もあると思うので、正面から撮ってみます。
正面から見てもCARACLE-Sの方がコンパクトです。
けど、bd-1はトップチューブを折らないので、後側だけについて言えば、幅がなくスリムですね。
まぁbd-1は1990年代に登場したので、それを考えると近年発売されたCARACLE-Sの方が断然有利ではあります。なのでコンパクトさでは軍配はCARACLE-Sに上がりますね。
折りたたみ作業
自分はbd-1に長いこと載っていたので、bd-1の折りたたみはかなり慣れています。10秒あれば作業を完了できますね。
それに対して、CARACLE-Sはまだ不慣れなところがあるのですが、ハンドルポストとシートポストがテレスコピックタイプなので、クイックリリースの開閉作業が、bd-1より2回分増えてしまいますね。
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あと、bd-1はペダルは付けたままで大丈夫なのですが、CARACLE-Sは基本的には外さなければなりません。
なので、折りたたみ作業の容易さでは、bd-1に軍配が上がります。
けど、作業に大差があるわけではなく、折りたたむのは乗る前と乗ったあとの2回だけなので、慣れればそれほど気にならないと思います。
運搬性
運搬性については、bd-1はあまり良くないです。というのは、折りたたんだ状態で前輪を使って転がすことができないのですね。なので、bd-1は輪行キャスターを使わない限り、持ち上げて運ぶことになります。
それに対し、CARACLE-Sは前輪で転がせますし、輪行バッグやそれに取り付けるキャスターなど、オプションが充実してます。
そして何より専用スーツケースも発売されてて、それに入れて飛行機輪行が楽にできるのが良いですね!
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なので、運搬性についてはCARACLE-Sの勝ちです。けど自分はbd-1を長いこと担いで移動してたので、これは慣れの問題も少しあるかも知れませんね。(^^;)
重量
走行時はもちろんですが、運搬でも重量は大事です。
CARACLE-Sを購入する前に、営業の方に「どれくらいまで軽くできますか?」と聞いたところ、答えは「9kg前半ですね」とのことでした。やはり9kgを切るのは難しいそうです。
けど、bd-1だとギリギリで9kgを切ることは可能です。自分はまだ実現できてませんが9.1kgまで軽量化できてます。
あとはクランクとチェーンリングを軽くすれば、9kgは切れそうですね。
まぁCARACLE-Sは20インチなのに対し、bd-1は18インチというのはあるのですが、軽さ重視だったらbd-1が有利ですね。
この辺は走行性能や運搬性なども含めないと、どちらが良いのかは判断できないのですが「できるだけ軽く」を目指すならbd-です。
まとめ
ということで、ここまでCARACLE-Sとbd-1を比較してみたわけですが、自転車の一番の目的は「走ること」です。なので折りたたみ性能だけでなく、乗り心地も検証してみることも大事ですね。
CARACLE-Sとbd-1ではだいぶ乗り心地も違うので、その事もいずれ記事にできればと思ってます。
Mitchie M のコメント:
CARACLE-Sもbd-1のように長く売れ続けてほしいなぁ
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【著者:Mitchie M @_MitchieM】
コメント
おお~っ!
こういう記事を待ってました^^
面白いです!
ぜひ乗り心地検証記事もお願いします!
どうもです!乗り心地の記事はいずれ!!^^
Mitchieさんおはようございます(≧▽≦)
今回の記事を読んで何故まみりんがbd-1に惹かれたか判りました。
それはトップチューブを折らずに畳めること!
そうなんです(*´ω`*)完成時の見た目でしたw
それ結構重要なのですよね!特に走行性能に影響するとか・・・?
もちろん見た目的にも綺麗ですよね。^^