いま作ってる曲で、初めて製品版の「初音ミクV4 ENGLISH」を使いました。
歌ではなくトークロイドでの台詞なのですが、打ち込んで声を鳴らしてみると・・・
あれ?英語ライブラリの声ってこんな扱いやすかったっけ?(^^;)
その昔「好き!雪!本気マジック」という曲で、V3のライブラリを使ってラップとセリフを作りました。けどそれが結構苦労したので、その印象が強く残ってたのですね。まぁラップなどは本来の使い方ではないので仕方ないのですが(汗)
しかし今回V4を使ったら、声質がV3のときから変わってるのがはっきりと感じられました。
実は「初音ミク V4 English」は「V3 ENGLISH」から、かなり声がパワーアップしてます!なので、そのインプレッションなどを軽く紹介したいと思います。
声域が広くなった
まず公式サイトにも載ってる、初音ミクの「得意な音域」ですが、V3 ENGLISHが、
B2〜B3
▶︎ 参考サイト:HATSUNE MIKU V3 ENGLISH(初音ミク V3 ENGLISH) | SONICWIRE
なのに対して、V4 ENGLISHは
B2〜C#4
▶︎ 参考サイト:初音ミク V4 ENGLISH | クリプトン
となっています。
「得意な音域」が上に2音広くなりました!
V4 ENGLISHはたぶん初音ミク 英語ライブラリのマルチサンプルが、高音に追加されてます。なので高域での声が綺麗になりました!C4あたりで聴き比べるとV3とは違う自然な声になってるのが分かるかと思います。
声の抜けが良くなった
あと、これは音域全般なのですが、かなり声の抜けが良くなってます!
以前は声の低域が膨らんでいて、抜けが悪く不自然な印象がありました。
けど V4 ENGLISHでは低域が抑えられているので、大きくEQで補正しなくても大丈夫になりましたね。オケに混ざっても声が前に出てきます。
V3とV4両方持っている方は、母音だけでも聴き比べてみることをお勧めしたいです。本当に声質が全然違います!
まとめ
このV3からV4への変化を簡単にまとめると「より初音ミクの声っぽくなった!」といったところでしょうか。
個人的にはV3 Englishはそれほど初音ミクっぽさを感じてませんでした。(^^;) けどV4になって、中の人の藤田咲さんっぽさも感じられる声になり、多くの人が抱いている初音ミクの声のイメージに近づいたのではないかと思います。
まだ試してはいないのですが、日本語ライブラリと混ぜて使っても、V3のときほどの差は出ないのではないかと予想してます。
もちろん、現状でまだ改善の余地はあると思いますが、今回の進歩で将来のバージョンアップが楽しみです!
Mitchie M の最後に一言:
英語ライブラリもE.V.E.C.に対応するといいなぁ。(^^;)
【著者:Mitchie M @_MitchieM】
コメント
おお~っ!
ますます進化してるんですね^^
これからがますます楽しみです。
Mitchieさんのトクロ聴きたいなぁ!
使いやすくなったので、今後英語曲は増えるかも知れませんね。^^