PR
旅行・観光

北海道博物館はトンコリ(アイヌ民族楽器)が試奏できる!

記事内に広告が含まれています。

トンコリ

前回の北海道開拓の村の記事の続きとなりますが、その後は近くにある北海道博物館に寄ってみました。

北海道博物館
森のちゃれんが・北海道博物館は、北海道の自然・歴史・文化を紹介する北海道立の総合博物館です。

 
「北海道について少し勉強しようかな」程度の気持ちで行ったのですが、 なんとそこにはアイヌ民族楽器のトンコリが展示してあり、試奏までできて大興奮!音楽をやってる身としてはこれだけでも来た甲斐がありました!!

もちろん見どころはそれだけではないのですが、そんな北海道博物館をレポートを書いておきたいと思います。

北海道博物館へのアクセス

アクセスについては、JR新札幌駅か森林公園駅からバスで行きました。詳細は前回の記事をご覧頂けたらと思います。

開拓の村の1つ前が北海道博物館バス停になります。バスの詳細は前回の記事を参考にしてもらえたら。

北海道開拓の村のレトロな街並がすごい![北海道札幌市]
先日2月7日(金)に、北海道雪まつりとSNOW MIKU 2020を観に札幌へ行って来たのですが、その前に同じ札幌市にある「北海道開拓の村」という施設に寄ってきました。   北海道開拓の村は札幌ドーム10個分という広大な敷地に開拓当時の建物...

 
ということで、自分は開拓の村から歩いて博物館まで行きました。たぶん10分もかからず到着!

北海道博物館

北海道博物館を見学

では中へ。自分は開拓の村とこの博物館の共通チケットを買ったので、その券で入場。通常は一般で600円の入場料がかかります。

そして、館内は下記の各テーマに分けて展示されてます。

  • プロローグ 北と南の出会い
  • 第1テーマ 北海道120万年物語
  • 第2テーマ アイヌ文化の世界
  • 第3テーマ 北海道らしさの秘密
  • 第4テーマ わたしたちの時代へ
  • 第5テーマ 生き物たちの北海道

全部はここでは書ききれないので、一部を簡単に紹介したいと思います。

 
博物館に入るとまずはプロローグ。エントランスにマンモスとナマウン像の骨格(レプリカ)がありました!

北海道博物館

これは大きくて迫力ありますね!

北海道博物館

北にいたのがマンモスで、南にいたのがナマウン像。そしてこの両方が日本で唯一共存してたのが北海道だとか。

アイヌ文化の世界

では1階展示室を回ります。すると「第2テーマ アイヌ文化の世界」の展示がありました。下の写真はアイヌの住居のチセですね。

北海道博物館  チセ

茅で囲まれてて保温力ありそう。ここに来る前に、開拓の村で開拓時代の薄い壁やガラスの住宅を見てきただけに、チセの方が暖かそうに見える・・ (^^;)

あとはボートや狩猟道具をはじめ、幅広いアイヌの生活道具が展示してありましたね。

北海道博物館

北海道博物館 アイヌ

そんな感じで見て回ってると、アイヌ民族楽器がありました!

アイヌ民族楽器

こちらは口琴ですね。右のがアイヌの代表的な民族楽器のムックリです。自分も持ってますが、口の開き方などで色々な音が出せて面白いです!

ちなみに、博物館の入口の売店で600円でムックリを販売してます。

続いて、下の写真はシントコという打楽器です。

シントコ

普通の容器みたいですが、打楽器としても使うのだそうです。アイヌの座り歌で聴けるパーカッションはこれかも。

で、こちらが今回一番テンション上がったトンコリ!

トンコリ

一見琵琶みたいな弦楽器に見えますが、フレットがないので、実際はハープみたいな琴ですね。弦は5本なので5音しか出ません。

実はこの楽器、ずっと弾いてみたかったのですが、なかなか試奏できるところがないのですよね。しかし!北海道博物館ではトンコリの試奏ができるのです!

トンコリ

おお、ついにトンコリに触れることができて感激!演奏の際は、立てて抱きかかえるようにして持ちます。トンコリの形カッコイイですよね。

で、実際に弾いてみて音の感想はというと、日本の伝統楽器に近い音だけと、やはり少し北東アジアの外国っぽい響のする音でしたね。

あと、ボディの中にはビー玉みたいなのが入ってて、それが”魂”なのだそうです。なので揺らすとコロコロ音がするという。

トンコリ以外にもアイヌの歌や踊りについても学べたり、個人的には本当来て良かったと思える内容でした!!

アイヌ民族音楽

2階展示室

2階展示室には、北海道100年の時代の移り変わりについての展示がありました。

北海道博物館

開拓の村に続いて、こちらにもレトロな物がたくさん。

北海道博物館

北海道博物館

他にも「生き物たちの北海道」というテーマで動物の剥製があったり。

北海道博物館

北海道博物館

こんな感じで簡単な紹介ですみませんが、北海道の歴史や文化などについて学ぶことができる博物館です。

 
正直、北海道博物館はそれほど大きくないです。個人的には全部見て回っても疲れない程度で、ちょうど良い規模でした。

特に、アイヌ民族音楽に興味があったり、トンコリを触って見たい人にはオススメの博物館です!

周辺情報

開拓の村と博物館の周辺情報を2つほど紹介。

北海道百年記念塔

まずは野幌森林公園内にある北海道百年記念塔

北海道百年記念塔

1971年に完成した、北海道開道百年を記念し作られた塔です。

中にも入れる構造ではあるのですが、老朽化のため現在は立ち入り禁止。しかも塔自体を解体する方針が固められてるとか。見るなら今のうちかも。

森林公園温泉きよら

あと住宅地まで降りて、国道12号を少し南に歩くと、「森林公園温泉きよら」という温泉があります。

森林公園温泉きよら

実はここ、札幌で唯一モール泉に入れる温泉なのですね。モール泉は植物起源の有機質を含んだ温泉のことで、お湯はコーラのような色をしてます。

入浴料金も450円と安いのでオススメです!

北海道札幌市厚別区の森林公園温泉「きよら」
森林公園温泉「きよら」の紹介。源泉掛け流しのモール温泉を銭湯料金でお楽しみいただけるスーパー銭湯と家族風呂。札幌市内では希少な源泉(モール泉)かけ流し、モール泉は「北海道遺産」に認定されています。また併設の家族風呂も好評頂いております。

関連商品

 
Mitchie M のコメント:

 

ムックリは最初は音を出すのが難しいですが、慣れると楽しいですよ

 

【著者:Mitchie M @_MitchieM

コメント

タイトルとURLをコピーしました