DAWの定番音源となってるNative Instrumentsのソフト・サンプラー「Kontakt」。
自分は結構長い事このKontaktを使っているのですが、この音源でスクリプトを使えることは知りませんでした(汗)
実は画面右上あたりにある「Script Editor」というのを開くとプログラミングができるのですね。今まで気づかなかった・・・。
この機能を使う事によって、Kontaktを色々とコントロールする事が可能になります。
で、それをどのように活用できるのか、参考になりそうな情報を探してみたのですね。すると「ピッチベンドホイールを動かして数値が最大になった時に音が鳴る動画」というのを発見!
そこで使ってたプログラムをコピーして打ち込んでみました(その動画を貼ろうかと思ったのですが発見できず・・・)。
それがこちらです。
on init declare $note_id end on on controller if ($CC_NUM = $VCC_PITCH_BEND) message("Pitchbend" & " - Value: " & %CC[$CC_NUM]) if(%CC[$VCC_PITCH_BEND] =8191) $note_id := play_note(60,100,0,0) else note_off($note_id) end if end if end on
これをkontaktのスクリプトエディターに書いて、「Apply」ボタンを押せば実行されます。
これで、ピッチベンド・ホイールを一番上に動かすと、サンプルが鳴りました!
鳴らすサンプルは、 9行目のplay_note(60,100,0,0)で指定されていて、ここではノート番号60(C3)のサンプルがベロシティ100で再生されます。
で、さらにこのスクリプトを活用してどんな事ができるかというと、手の動きをMIDI情報に変換する機材を使えば、ジェスチャーでKontaktを鳴らせます。
Twitterにその動画をアップしたのですが、こんな感じです。
Kontaktのスクリプトを使って手の動きでリアルタイムにサンプラーを鳴らせるようになった。細かいリズムは認識精度の問題でまだ難しそう。#PlayAniMaker pic.twitter.com/1ppy5EqD7O
— Mitchie M (@_MitchieM)
ということで、Kontaktのスクリプトを勉強すれば色々面白い事ができそうですね。
Mitchie M のコメント:
ちなみに、Kontaktのスクリプト言語は「KSP」と言うそうです
【著者:Mitchie M @_MitchieM】
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