Logic Proには、ロータリースピーカーで鳴らした音を得られるエフェクトプラグイン「Rotor Cabinet」が付属してます。
ロータリースピーカーはオルガンを鳴らすための装置として知られてますが、もちろん何に使っても構いません。「Rotor Cabinet」を使えばあらゆる音をロータリースピーカーに通したサウンドに出来ます!
その中でも自分は、ボーカルに「Rotor Cabinet」をかける事が多いです。ボーカルとロータリースピーカーは意外と相性が良いのですね。
例えばレニー・クラヴィッツの「Believe」では出だしのボーカルからロータリースピーカーのエフェクトをかけてます。
音の傾向としては、少し声が丸まって引っ込むのですが、ロータリースピーカー特有のモジュレーション効果が加わって独特の質感になります。
ビートルズの「Tomorrow Never Knows」のボーカルでも後半にこのエフェクトがあけられてることから、60’sっぽい感じが演出できますね。
「Believe」は90年代の曲ですが、当時は懐古趣味全開のレニクラですから、60年代っぽさを狙ってこのエフェクトをかけてます(断言)。
で、ボーカルにかける際に自分が普段使ってる「Rotor Cabinet」の設定はこちら。
この音に特に不満はないので、パラメータを微調整することもなく毎回この設定を使い回してます。(^^;)
ただし、このままだとモノラルのボーカルは広がってしまいます。なので、音を広げたくない場合は後段にモノラル化するプラグインを挿す必要があります。
また「Rotor Cabinet」を通したボーカルは独特な質感になるので、EQでの調整も大事です。
自分のボカロ曲でもミクの声によく「Rotor Cabinet」をかけてるのですが、どの曲のどこの部分でやったのか忘れました(汗)思い出したら後日動画リンクを貼っておきます・・・。
Mitchie M のコメント:
ブレイク部分とか一時的に声の質感を変えたいときに使えます
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【著者:Mitchie M @_MitchieM】
コメント
いわゆるレコード的な音なのでしょうか。
張り付け動画を聴いてみましたが、エフェクトがかった感じなのですね。
こういう演出をしたボカロ楽曲、よくありますよね^^
スピーカー自体が回転してて、その音をマイクで拾ってるのです。
なので独特の音がします。^^
logic proは有効なエフェクトが最初から入っているんですね!Macがクリエイター向けと言われるのもその辺りなんでしょうね。自分的にはフリーリートゥモローのブレイク部分の変化が好きです。
Logic Proはエフェクトが充実してますね。^^
FREELYのブレイク部分はまた違うエフェクトなのです。(^^;)