新曲『ニュース39』、ニコニコ動画で20 万再生超えありがとうございます!
実はこの曲の制作前にVOCALOID4 Editor(以下V4 Editor)が発売されたので、早速導入して今回から使ってみました。
V4 Editorでは新機能のクロスシンセスという、2つの声のライブラリを合成する機能があるのですが、これがなかなか便利した。
そこで、初音ミクにおける、自分的なクロスシンセシスの使い方を書きたいと思います。
活用法
自分がメインで使う初音ミクの声はやはりOriginalなので、これをプライマリーシンガーにして、セカンダリーシンガーにV2でいうアペンドの音を組み合わせてみます。
その結果OriginalとSoftか、OriginaとDarkは使いやすいなという印象です。
例えばSoftのみの声だと弱すぎて浮いてしまう場合に、Originalを数十パーセント加えるとかすると、流れで聴いたときに、Originalの声の中にSoftの声がよく馴染む感じでした。
と、まぁここまでは想定していた使い方なのですが、実は自分的には最終的にOriginaとLightを組み合わせたライブラリをメインに使う方向で落ち着きました。
正直、今まで曲制作ではLightの声は一度も使ったことがありません。(^^;)
ということで、セカンダリーシンガーにLightを設定。
この組み合わせの使い道は何かというと、実はこれでOriginalの音抜けのあまりよくない声の、低い帯域の部分を補正することができたのです。
Lightってかなり低域が抑えられた声ですよね。なので、これを掛け合わせるとちょうど良くなるという。
これまでそういう部分はwavに書き出した後、ミックスでEQ補正していたのですが、今回OriginalとLightを組み合わせることによって、かなりその作業をする必要がなくなりました。
クロスシンセシスを使って打ち込んでみた画面を載せてみるとこんな感じです。
音抜けの気になった箇所にクロスシンセシスでLightを0から50%かけてみます。
このかける加減は発音する言葉によりけりなのですが、特にD#3 以下の低音域では言葉によっては、かなり扱いやすい声になったのです。
他のパラメータと組み合わせるとさらに有効ですが、この発見を機に自分的にはデフォルトで”Original & Light”にしてます。
とはいえ結構微妙な音の違いなので、気にならない人もいるかと思いますが、自分的にはこれでかなり助かってます。(^^;)
コメント
Mitchieさんおはようございます(*^▽^*)
さすが【調教すげぇ】の人だけありますね!
例の”DTMステ○ション”でクロスシンセシスの解説にはなかったワード
【言葉】
うん、そういうことなんだって納得しました(*´ω`*)
DTMステ○ションをチェックしているとはさすがです。(^^;)
どこかのWebサイトで見かけたのですが、Piapro Studioのスタンドアローン版を開発するとかしないとか・・・もし、そうなったら、VOCALOID4 Editorと機能が被っちゃう感じがするのですが、それをY社が販売って感じになるのかな?(微妙・・・)
ただ、もし、それが本当なら、VOCALOID4 Editorって、Win版しかありませんが、多分、Piapro Studio Standalone Edition(仮名)は、WinとMacの両環境に対応すると思うので、Mitchieさん的には大助かりな感じですかね?^^;
スタンドアローン版は開発中という公式アナウンスがありました。^^
音程よりも発音なんですよね。
そして音の終わり。
調声って奥深いですよね。
だからこそおもしろいのでしょうが。
歌が打ち込みになったのは歴史上初ですからね。
いろいろと発見があって面白いです。^^