先週なのですが、埼玉県飯能市の大高山(おおたかやま)と天覚山(てんかくさん)に登山してきました!
標高は500mないので楽な登山かと思いきや、アップダウンが多く登山道もそこそこ険しいので、なかなか歩きごたえのあるコースでした。
登山ルートと地図
この山は、西武秩父線の吾野駅からすぐ登り始められ、東吾野駅で終わるという、電車でのアクセスが楽な駅近コースが魅力です。
実際に歩いたルートと地図はこちら。
所要時間は2時間46分、歩行距離6.67kmと、ちょうどいい具合の登山コースです。ではレポに行ってみましょう!
大高山・天覚山 登山レポ
まずは西武秩父線の吾野駅に到着。
早速歩きはじめますが、いきなり手こずります。
地下道をくぐって線路を横切るらしいのですが、その地下道がわかりません(汗)けどよく見ると案内板が。
この「吾野湧水」の案内に従えば良いらしいです。
で、地下道がどこにあるのかというと、結構小さくて分かりづらいです。
地下道は上の画像のようなものなのですが、前かがみにならないと通れないくらいの高さなのですね・・・。あまりに小さいので、水の乾いた水路かと思って見逃してました。(^^;)
そして吾野湧水に到着。
水質は問題ないそうですが、飲むのは自己責任だそうです。
そのすぐ側に大高山・天覚山の登山口があります。
大高山に登山
では登山開始!結構狭い道から始まります。
駅近の山だから歩きやすい道かと思いきや、そこそこワイルドです。
急斜面の場所もあるので、道から外れて落ちないように注意しましょう。
で、十字路に到着。
ここからは天覚山まで尾根をひたすら歩くのみです。最初は大高山山頂を目指します。
登山道はというと、下山するまでは木立の中をひたすら歩くので、山頂以外はほぼ展望は良くありません。なので、夏場は日陰で涼しくて良いかも?
一度舗装路に出て車道を横切ります。
この先は下山まで、特に大きなエスケープルートはないので、ほどよい緊張感を持って歩けるかと。
こんな狭い尾根もあるので、足元に注意しながら行きましょう。
そして木の根が出てる坂を登ると・・・
大高山山頂に到着!標高493m。
山頂からの眺めはこんな感じ。
左右の木が邪魔であまり展望は良くありません。けど日が当たるので明るい場所です。
天覚山に登山
次は天覚山を目指します。途中の「大岩」に到着。
その名の通り大きい岩です。目立つ矢印が書いてあるので、その方向に従って進んでください。
で、しばらく進むと怖いものが・・・。熊の爪痕発見!
木をひっかいてマーキングしてるのですが、傷が深いので樹液が出てる・・・ (((( ;゚Д゚)))
初めて見たけど結構大きいです。ルート上の目立つ木なので、登山者は皆これを見かけるかと。熊よけの鈴をお忘れなく。
その後は、いくつかアップダウンを越え、大きな岩のある場所に到着。
この岩の前は広場っぽい感じなってます。以前は神社があったようですね。
で、岩のすぐ上が天覚山山頂です!
こちらは眺めが良いですね!関東平野方面の眺望が素晴らしい!!
天覚山は、逆方向から来て東吾野駅から登り始めても来やすい場所にあります。天覚山単独だったらそちらからのアクセスが良いかも。
下山ルート
で、一休みしたところで下山開始。山頂には「東峠 経由 久須美峠」という案内板がありますが、こちらに行かないよう注意。
先ほどの岩の前に戻ります。すると別の下山ルートがあるので、そちらを行きましょう。
で、その道が2つありまして、
- 尾根ルート
- 沢筋ルート
のどちらかを選びます。
自分は「沢筋ルート」を選んだのですが、こちらはあまりオススメできません。(^^;) 結構小さい道です。
一応案内板があるけどボロボロ・・・。
それほど人が歩いてない感じで「このまま行って大丈夫なのか?」的な雰囲気・・・(汗)
けど無事に舗装路に出られました。
ここからはその車道を歩くのではなく、配水場の横を通って行きます。けどこの道もイマイチでして・・・
草深かかったり、ぬかるんでる場所があったりで歩きにくい・・・。
何とか尾根ルートとの合流地点に到着。
そして、天覚山・大高山入口に着きました。ここからは駅まで舗装路を歩きます。
何分か歩けばすぐ東吾野駅です。
そして無事登山終了!
大高山・天覚山登山の感想とまとめ
ということで、気をつける事は下山ルートの選択ですかね。沢筋ルートについては、早く車道に出たい場合以外は、尾根ルートを行った方が良い気がします。
自分が沢筋ルートを選んだ理由は、山渓本「埼玉県の山」にメインルートとして載ってたからです。けど実はこの本の旧版と新版でメインルートが違うのですね。帰ってきてから気づきました。(^^;)
今回参考にした旧版はこちらの本です。沢筋ルートがメインで載ってます。
で、新版はこちら。
尾根ルートがメインに変わってます。
本には同じ内容が載ってるのかと思いきや、微妙に改訂されてるのですね。
やはり山の情報は新しい方が良いので、新版を持ってない方は、ぜひこちらを参考にすることをおすすめします。
ということで今回の大高山・天覚山登山は、思ってた以上に「登山した感」がありました。
平日だったこともありますが、登山者には2人しか会いませんでしたね。熊もいるようなので、低山だからといって油断せず臨みましょう。
▼ 飯能周辺のこんな山にも登ってます。
【著者:Mitchie M @_MitchieM】
コメント
初めまして。私の地元なので興味深く拝見しています。多峯主山は、私のお気に入りの散歩コースなのですが、2~3年前から熊の警告板を見かける様になり気になっていました。
私は長年地元に居りますが、近辺にイノシシが居る話は聞いて居ましたが、クマに付いては寡聞にして知りませんでした。
前回多峯主山に登った時、山頂で出会った人に件の疑問(クマの警告板)に付いて、「アレってどうなの?」と聞いてみました。その人曰く、「本当らしい」との事でしたが、何かスッキリしない気持ちで帰りしな、他の下山者の鈴の音が耳に媚びり付いて居りました。
この大高山~天覚山のレートも歩いた事がありますが、本スレの写真が”強烈”過ぎて言葉を失いました。
青梅のコーススレでも同じお話に触れていらっしゃいますが、まぁ最近「クマを投げ飛ばした」とかの武勇伝をスポーツ紙等で散見しますが、絶対遭遇したく無いものですw。
話せばどうにかなるってレベルを簡単に凌駕する次元のお話ですねぇ。
登山・ハイクのお話楽しみにしています。
はじめまして。読んでくれてありがとうございます!
飯能は住宅地の近くでも目撃情報があるみたいですね。
自分も幸い遭遇した事はありませんが、冷静に対処できるかわからないですね。(^^;)
安全のため鈴は必ず付けて行きたいところです。