先日、埼玉県東秩父村にある皇鈴山(みすずやま:標高679m)と、皆野町にある登谷山(とやさん:標高668m)にハイキングしてきました!
今回は外秩父の尾根筋を歩くロングコースで、歩行距離は15.6kmといつもより長いです。
登る山は他にも愛宕山(あたごやま:標高654m)、釜伏山(かまぶせやま:標高582m)があり、充実した山歩きができます。
低山で車道も発達してるので、初心者でも安心して歩けるでしょう。
ハイキングのコースと地図
まず、今回のハイキングのルートと地図はこちら。
コースの参考にした本は、山渓社の「埼玉県の山」。
この本はルートや所要時間が詳細に書いてあるので、登山計画を立てる手間が省け重宝してます。今回はこの本に載ってるコースを忠実に歩きます。
「埼玉県の山」に掲載されている登山データは、以下のような感じです。
- 技術度:★☆☆☆☆
- 体力度:★★☆☆☆
- 参考コースタイム:6時間15分
- コースの距離:6km
ん!コースの距離が6kmはおかしいな・・・。これは本が間違ってますね。実際自分が歩いてみたところ、コースタイムは4時間28分、歩行距離は15.66kmでした。
本には参考コースタイムが6時間15分と書いてありますが、舗装路も結構あるので、距離の割にそこまで時間はかかりませんでした。
ではレポートに行ってみましょう!
皇鈴山・登谷山ハイキング・レポート
ということで、まずは東武東上線の小川町駅に到着。
ここからバスで東秩父村の内手バス停まで移動します。
乗るのはイーグルバスの白石車庫行き。乗り場は駅を出て右斜め前にあります。
運賃は内手バス停まで500円。ICカードは使えないので注意してください。
あと便数はそれほど多くないです。休日の方がハイキングに適した時間帯に出てますね。
内手バス停からスタート
そして、バスに乗って20数分で内手バス停に到着。ここがスタート地点になります。
まずは道を少し戻って橋を渡ります。なお橋手前にお手洗いがあります。
で、舗装路を少し登ると「皇鈴山」と書いてある道標があるので、あとはそれに従って歩きます。
車道を何度か横切りながらひたすら登って行く感じです。
集落の景色がのどかで良いですが、花の開花時期に合わせるならもう少し遅らせた方が良かったかな・・・。
その途中の山の中にある七瀧祓戸大神不動尊。
社殿はこじんまりしてますが、隣に立ってる御神木(?)が蛇のようですごい!
裏には小さな滝がありパワースポット感ある場所です。開運健康武運長久と案内板に書いてありました。
そして引き続きひたすら登って行くと広大な野原が。
牧場の一部ですかね。天気も良いので寝転がりたい・・・。
二本木峠〜愛宕山〜皇鈴山
そして車道に出てしばらく歩くと、二本木峠に到着。
この先はひたすら尾根筋を歩きます。
途中舗装路を外れて愛宕山への木段を登ります。
標高634mで東京スカイツリーと同じ高さまできました。
そして愛宕山山頂に到着!
特に展望はありませんので、すぐ車道まで降りて次の皇鈴山へ。
そして車道からまたハイキングコースに入ります。
山頂手前の長い木段を登ると・・・
皇鈴山山頂に着きました!今回のハイキングではここが一番展望が良いです。あずまやから長瀞方面がよく見えます!
展望の良いのはここだけではないのですね。東側に行くとベンチのある広場が。
そこから関東平野が見渡せます。
ここは夜景が綺麗らしいですよ。この広場の下に車道があるので、車で来ることも可能です。
そして南東側には東秩父村と周辺の山々が見えます。
登谷山〜釜伏峠
ではまた車道に戻って次は登谷山へ。
下り道の途中で見える、山頂に電波塔が建ってる山が登谷山です。
で、茱萸ノ木峠(ぐみのきとうげ)から山頂に向かう道に入ります。
ほどなく歩いて登谷山山頂に到着!
以前に一度来たことがあるけど、周りの木がなくなってだいぶ視界が開けましたね。なので眺めも良いです!
ちょっとガスってるけど、視界が良ければ赤城山や榛名山が見えるそうです。
山頂には電波施設があるので、北側の道は舗装されてます。この急な下り坂を降ります。
そして舗装路を北側にしばらく歩いて、釜伏峠に到着。
釜伏神社〜釜伏山
峠には釜伏神社入口があるので、本殿まで行ってみましょう。
参道は独特の雰囲気で、霊場感がありますね。
で、釜伏神社本殿に到着。
お参りを済ませたら、社殿左脇の木段を登ります。すると分岐に到着。
ここで塞神峠(さいのかみとうげ)方面には行かず、「日本水へ」の案内に従うと釜伏山に行けます。
そして釜伏山手前のあずまやに到着しました。
ここから先は岩場です!ここまで舗装路も多かったのでここはテンション上がりますね(笑)
気をつけて登れば問題ありません。道の脇には鎖もあります。
で釜伏山山頂に到着。
ここには石の祠の釜伏神社奥院があり、特に展望はありません。
塞神峠から金ヶ嶽ハキングコースへ
では折り返して先ほどの分岐に戻り、今度は塞神峠へ。舗装路をしばらく歩きます。
そして塞神峠に着きました。
峠の左右に舗装路が分岐してるのですが、真ん中にある尾根筋の山道に入って行きます。
ここまでは明快なコースでしたが、この先は地味な道になります。休日にも関わらず誰も歩いてませんでしたね。
そして少々歩いて、祠のある仙元峠に到着。
ここから「金ヶ嶽ハキングコース」という標識が出てますので、それに従ってください。
チェックポイント・ナンバーの小さ方に進んで行きます。
道が地味なので、道標があるにも関わらず自分は2度ほどコースを間違えました(汗)
上の写真の場所は石仏の横を通って狭い道を上がって行くのですね。ここで右に行ってしまった・・・。
そして道標のとおりに進んで植平峠に到着。
ここから尾根筋を外れて西に進路をとります。
その後、春日神社の分岐に到着し、神社に寄ってみます。
分岐から少々歩くと春日神社に到着。
見た目が普通の小屋っぽいのですが神社です。(^^;)
では分岐に戻ってあとは下山するのみ。途中で洞窟のある巨石前を通って、
長瀞の住宅地に降りて来ました。
このハイキングコース入口の隣にある法善寺はシダレザクラで有名だそうです。人もほとんどいなかったので、見頃は今週末あたりかな?
あとは荒川を渡って、秩父鉄道の野上駅に着いてハイキング終了!
感想とまとめ
低山ではあるのものの、結構距離は歩いたので体力は使いましたね。
塞神峠からは地味な山歩きになるので、釜伏山からは寄居の「日本の里」に降りて波久礼駅を目指すのも良いかも知れません。
今回歩いた印象では、4月上旬が花が咲いててベストかと思いました。
Mitchie M の最後に一言:
舗装路が結構あるので、山の中を自転車で走るのも良いです
▼ 周辺のこんな山にも登ってます。
【著者:Mitchie M @_MitchieM】
コメント
あいかわらず岩場好きですねw
明らかにテンションが違うww
それにしても今回のコースは楽しそうですね。
でもゴミとかけっこう落ちてそうです。
そういえば最近自転車の話題がないような…
元気ですか?