先日、栃木県栃木市の岩船山(いわふねやま)〜太平山(おおひらさん)縦走のハイキングに行ってきました。
で、その岩船山がとても見所が多かったので、太平山までのハイキング・レポートとは別に、この山に絞った記事を今回書きたいと思います。
岩船山といえば特撮ロケと高勝寺
まず、岩船山の場所ですが、栃木県の岩舟町にあります。電車だとJR両毛線の岩舟駅が最寄駅です。
ということで当日、JR岩舟駅に到着。
登山口までは徒歩数分です。なので駅から岩船山がすぐ近くに見えます。
山といっても低山でして、標高は172mとかなり低いです。
で、駅から歩いて参道入口に到着。
ここから長い階段を登っていきます。
実は自分は岩船山に来るのは2度目です。前回は自転車を担いでいたので、あまり周辺を歩き回れませんでした。なので、今回は色々と見て回りたいですね。
そしてしばらく階段を上ると、右手(東側)に広場がある所に出ます。
なんか戦隊が現れそうな雰囲気だ(笑)
実は岩船山はかつて採石場でして、その跡地が現在、特撮物のロケ地としてよく使われてるのです。
岩の露出具合も迫力があり、関東平野の端っことは思えない風景です。
岩船山は東京都心からだと、車で東北自動車道を使って来やすいのも、よくロケ地として使われる要因のひとつだと思います。
で、西側はもっとカッコイイです!
どこかで爆発が起きそうな雰囲気(笑)
これは岩壁マニアにはたまりませんな。
この下にはもっと広い場所もあります。
ここはたまにライブ会場としても使われるとか。ちょっと異国っぽい感じですよね。自分はなぜか「マッドマックス2」の序盤を思い出しました。(^^;)
この風景は個人的に好みなので長居したいところですが、ハイキングがあるので先に行きます。
再び階段を上ると展望台に到着。こちらは関東平野がよく見渡せます。
で、山の上は高勝寺(こうしょうじ)というお寺がありまして、これが立派なのです!
「関東の高野山」とも言われるほどの一大霊場です。まずは三重塔。
で、次は本堂には行かず、山頂近くを覗いてみます。
お地蔵さんの並んだ独特の雰囲気の道を歩いて行くと、
絶壁の上付近に出ました。以前は淵まで行けたのですが、今はフェンスが設けられてますね・・・。
前回の写真が残ってたので貼っておきます。こんな感じでいきなり切り落ちてて、かなり危険な場所なのです。
では次は本堂でお参り。
そして本堂の近くにある「血の池」。名前が怖い・・・。
境内はパワースポットっぽい独特の雰囲気です。
順序が逆ですが正門へ降ります。
これが正門。
仁王様の表情が迫力あるなぁ!
あと高勝寺は「日本三大子育て・子授け地蔵尊」としても有名なので、おもちゃをお供えしてあるお地蔵さんがたくさんありました。
そしてその上には「西院の河原堂」。
歴史ありそうな建物ですね。
と、これで一通りお寺を見て回ったので下山します。見所が多いので予想以上に長居してしまった・・・。
では「太平山」方面へ。
下山道では途中、東側の絶壁を横から見れます。
迫力あるなぁ。実はこの写真を撮ってる場所も切り立っていて危ないのです(汗)
そして、山の北側の一部は東日本大震災で崩落して、独特の形状に。
なんかちょっとヒプノシスの絵っぽいな。(^^;)
そして下山完了。遠くから見ると、岩船山は横長な船の形になってるのですね。
ということで、二度目の岩船山でしたが、本当楽しかったです!既に「また行きたい」と思ってます(笑)特に岩壁好きのはたまらないと思うので、興味のある方はぜひ!
▼ 岩船山〜太平山縦走ハイキングの記事はこちら
Mitchie M の最後に一言:
この周辺はちょっと山を削りすぎだよね・・・(汗)
▼ 栃木県に関連するこんな記事も書いてます。
【著者:Mitchie M @_MitchieM】
コメント
いやぁ、本当に見所満載の山ですね。
低山にも関わらず、景色もいいし。
お寺が立派でびっくりです。
卒塔婆の数にもびっくりですが(^_^;)
絶壁はマニアでなくても楽しめますね。
確かに戦隊物が登場しそうな場所ですw
続きも楽しみにしています^^
どうもです!
岩船山は唯一無二の雰囲気ですね。お参りもしてリフレッシュできます。^^
岩船山のあの山の形は気になっていました。一度は行ってみたいですね。
新海誠監督のアニメ短編連作映画「秒速5センチメートル」でも岩舟駅とともに何度も出て来ます。
あの形は気になりますよね。自分も最初は電車から見えるあの山容が気になって行ってみました。^^
最近は映画のおかげで聖地になってるみたいですね!!
土曜日に岩船山に登ってきました。Mitchieさんが登山した早春とは異なり、樹木の葉や夏草が茂っていて、だいぶ雰囲気が変わっていました。改めて葉が落ちた季節にも行ってみようと思います。
おお!行きましたか!!
そうなのです。夏は結構緑に覆われてるのですよね。
岩を楽しむなら葉が散ってからの方が良いですね。^^