本日6月5日に、あじさいの名所として知られている、神奈川県鎌倉市の長谷寺(はせでら:通称 長谷観音)に、あじさい(紫陽花)を見に行ってきました。その開花状況のレポート記事を書きたいと思います。
長谷寺について
まず長谷寺について。
長谷寺の正式名称は「海光山慈照院 長谷寺」といいます。創建が736年(天平8年)といわれている、非常に歴史ある浄土宗系統のお寺です。
近年では、2,500株が植えられているあじさいの名所としても有名です。
ここではお寺の詳細は省略しますが、「長谷観音」と呼ばれているだけあって、本尊の「十一面観音立像」が有名で、これが素晴らしいのですね!
自分は今回初めて訪れたのですが、その観音像もさることながら、非常に見どころの多いお寺だったので、あじさいと共に境内の紹介をしながら記事を書きたいと思います。
長谷寺 あじさい鑑賞レポート。見頃はいつ?
ということで、長谷寺の山門に到着しました。
アクセスは、江ノ島電鉄の長谷駅から徒歩5分ほどのところにあります。
で、入場には拝観料が必要です。入口の券売機で拝観券を購入。料金は大人300円です。
上の写真は帰りに撮ったものですが、午前9時台になると続々と観光客が来てましたね。自分が入場した8時台はかなり空いてました。平日の朝でこれなので、あじさい開花ピークの休日はもっと混むのでしょう。
ということで入場し、順路に従って階段を上っていきます。緑が綺麗。
地蔵堂
まず最初にあるのが「地蔵堂」です。
その名の通り、ここにはお地蔵様がたくさんあります。
とにかくすごい数のお地蔵様がズラッと並んでます。お寺の解説板に「千体地蔵」って書いてあったので、1,000体はあるかと思います。
ちなみに、子安・繁栄のご利益をお授けする 「福壽地蔵」とのことです。
観音堂・阿弥陀堂
続いて更に階段を上っていくと、観音堂と阿弥陀堂があります。
まずこちらが阿弥陀堂。中には「阿弥陀如来坐像」が祀られてます。
そして、下の写真は観音堂です。
この中に本尊の「十一面観音立像」があるのですが、残念ながら撮影禁止。(>_<)
高さが9.18メートルもあり、金色に輝く荘厳な観音像です!個人的には鎌倉の大仏よりこっちの方が迫力ありましたね。(^^;) これは一見の価値ありですよ!
観音ミュージアム
そして観音堂の隣の棟には「観音ミュージアム」があります。こちらには貴重な菩薩像や、室町時代に造られたという、三十三応現身像など、数々の文化財が展示されてます。
特に木彫像は長い年月を経た独特の雰囲気で。見応がえあります。
入場料が300円かかりますが、興味のある方は寄ってみると、このお寺に関する理解も深められると思います。
見晴台
そして境内には見晴台もあり。
ここからは三浦半島方面がよく見えるのですね。
けど、あじさいの咲いてるゾーンで、もっと眺めの良い居場所があります。
ではそのあじさいの咲いてる場所へ行ってみましょう。
あじさい路
ということで「あじさい路」の入口に到着。
ここからは、境内の斜面に咲いた、2,500株ものあじさいを見れます。
結構歩道が狭いので、混雑時は大変かも知れません。立ち止まって写真を撮ったりするとちょっと迷惑がられるかも・・・?
とりあえず写真を貼って開花状況を見てもらえればと思います。
6月5日現在の開花状況としては3~4割くらいだと思います。見頃のピークは6月中旬くらいになるのではないかと予想。
現在はまだ咲いていない花も多いですが、一部は綺麗に咲いてるので、今見に来ても十分楽しめるでしょう。これは満開時は本当綺麗でしょうね!
この日は6月としては気温が低めだったので、鑑賞はしやすかったです。梅雨入りしてジメジメして暑いのは個人的には勘弁ですが、あじさいにとってはそういう気候の方が良いのかも。
そして、あじさい路の一番上からの眺めがこちら。
由比ヶ浜がよく見えます!これはいい眺め。
ということで、あじさい路を下ります。途中にあった水子塚。
パワースポットっぽい雰囲気に満ちてます。
経蔵
そして経蔵に着きました。
このお堂の中には巨大な回転式書架が。
年に数日はこの書架を回すことができるらしいですよ。
弁天窟
最後は弁天窟に入ってみます。その名の通り洞窟になっていて、壁面には弁天様などが彫られています。
しゃがまないと通れないくらい狭い場所もあります。
ちょっとした探検気分が味わえますよ。
最後に
ということで、長谷寺は見所が多くて楽しかったです!
お寺を見て「楽しかった」と思うことってあまりないのですが、長谷寺は本当素晴らしかったので、鎌倉に来たら寄ってみることをオススメします。
あじさいの見頃ピークもこれからなので、是非!
そして、今回は源氏山のハイキングも兼ねてました。そのレポート記事はこちらです。
Mitchie M のコメント:
鎌倉の魅力に目覚めてきた。
▼ 他にも神奈川県に関する記事や、他県のお寺の記事も書いてます。
【著者:Mitchie M @_MitchieM】
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