PR
VOCALOID

Antares『Throat Evo』でVOCALOIDの声質を補正してみる

記事内に広告が含まれています。

調声作業でよく使ったプラグインをご紹介。声管モデルエフェクトのAntares『Throat Evo』です!

Throat evo antares

「使った」と過去形なのは、初音ミクがV4Xになってかなり声が良くなったので、ミクさんには以前より使う頻度が少なくなったのです。

とはいえ、他のキャラの声質の補正にも使ってるので、まだまだ使用機会は多かったりします。

で、Antares『Throat Evo』の使用用途ですが、これは主にVOCALOIDの声の低域の膨らみを抑えて、抜けを多少良くするのにちょうど良いのですね。

正直このエフェクトの仕組みはよくわかりません(汗)フォルマント系の音ではありますが。

そもそも最初は、このソフトがどういう用途で使えるのかすら謎でした。けど色々いじってたら、声管モデルの(1)と(2)のパラメータを上げると、低域が良い具合に抑えられたので、VOCALOIDの書き出したwavファイルにかけて使ってます。

フォルマントをいじってるっぽいので、若干ですが発音にも影響してきます。

 
で、プラグインの設定は難しいことはせず、デフォルトのまま(1)と(2)を好みの量だけ縦に上げます。

Antares Throat Evo

グレーの色の中だったら、パラメータを動かしてもそれほど元の声の感じを損なうことはありません。

あとはエフェクトをかけると、低域が抑えられた分だけ若干音量感が下がるので、Outputを1~2上げます。これだけです。

エフェクトをかけた音は、EQで補正したのとは少し違う感じ声になったかと思います。声が劇的に良くなるというわけではないので、あまり期待しないように。(^^;)

積極的に声を変えるなら(3) (4) (5)のパラメータもいじると良いですが、作りたい声のイメージがわかってないと扱いが難しかと思います。まぁ色々試してみましょう。

 
ということで、この『Throat Evo』は、ボーカルトラックのプラグインを集めた Antares『AVOX 4』に入ってます。

Antaresのサイトで単品でも買えますが、AVOX 4は以前にも紹介したボーカル用チューブプラグインの『WARM』など、使えるエフェクトが入ってて結構便利です。

▶︎ 初音ミクの声を上手くミックスする方法。チューブ・サチュレーション編

【著者:Mitchie M @_MitchieM

コメント

  1. いろいろなソフトがあるんですねぇ。
    ほんと、いくらお金や時間があっても足りないですね(^_^;)

タイトルとURLをコピーしました