Logic Proの「Stereo Spread」はシンセベースによく合うので、その使い方を紹介

Logic Proに付属してるステレオイメージ系エフェクト「Stereo Spread」。このエフェクターの活用方法を紹介したいと思います。

Stereo Spreadの概要

まずはこの概要について。「Stereo Spread」は音を左右に広げてくれるエフェクターで、GUIはこんな感じです。

stereo spread

で、パラメータを解説すると、

  • Order:周波数帯の分割数
  • Upper Int.:高周波数帯域の広がり
  • Upper Int. :低周波数帯域の広がり
  • Upper Freq.:高周波数帯域の上限
  • Lower Freq. 低周波数帯域の上限

の5つしかなく、非常にシンプルです。

これを設定することにより、入力された音を広げる事ができます。

Stereo Spreadの活用法

で、自分がこのエフェクターをよく使用するのが、シンセベースです。

特にビンテージ系アナログシンセベースの音(モノラル)にかけると、適度な広がりを加えてくれて、音の存在感が増します。

その時のパラメータ設定は以下のような感じです。

スクリーンショット 2018 08 30 22 10 54

  • Order:12
  • Upper Int. 100%
  • Upper Int. 62%
  • Upper Freq. 6200Hz(音色により調節)
  • Lower Freq. 260Hz

低音については広げないでセンターに位置させておいた方が良いので(そもそも広がりが聴感上わかりづらい)、中低域あたりから広げるようにしますこの際低い帯域は少し広がりを狭くして、高域をいっぱいに広げる感じに設定。

あとは音源トラックのセンドから音を送って、AUXで「Stereo Spread」をかけるようにすると、モノラルのシンセベースに適度な音の広がりを与えることができます。センドで送る量は、オケとの兼ね合いで決めると良いでしょう。

最後に

最近の音源(プラグイン)では音を広げるエフェクトが搭載されているものが多いですが、ビンテージ系のシンセはモノラルな場合もあるので、「Stereo Spread」が活躍することが多いです。とくに自分はGForceの「Mini Monsta」と一緒によく使用します。

音源内蔵のエフェクトで広げてしまうと、AUXにかけるエフェクト(例えばリバーブやディレイ)にも影響してしまうので、それを避けたい場合には、音源とは別のエフェクトで広げた方が良いです。そんなときに「Stereo Spread」が便利だったりします。

 
Mitchie M のコメント:

 

自分のボカロ曲に入ってるシンセベースには「Stereo Spread」がかけられてる事が多いです

 

【著者:Mitchie M @_MitchieM

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